ANAマイルを使って特典航空券を発券したANAビジネスクラス(B787-900)で、羽田空港からフィリピン ニノイ・アキノ国際空港へのフライト(NH869)に搭乗したレビューを紹介したいと思います。
2024年の遅めの夏休みでバリ島&タイ・バンコクへ
2024年は5月にバンコクへ行っていたので、10月にはなりましたが遅めの夏休みという感じで、バリ島とバンコクへ行ってきました。
全体のスケジュールや、バリ島のあるインドネシアへの入国手続きがいろいろやることがあったので、その内容についても紹介しています。
今回は東京・羽田からフィリピン(マニラ)に向かうフライトを紹介したいと思います。
搭乗開始&B787-900ビジネスクラスシート
羽田空港には出発の1時間半くらい前には到着。
預け荷物は最終目的地であるバリ島・デンパサールまでスルーチェックインできずにマニラ止まりになってしまい、一旦フィリピンに入国してその預け荷物を受け取り、再度チェックイン手続きをして出国するということをしなければならないことが、羽田空港でチェックイン手続きをしている際に判明。
フィリピン入国にあたっては、eTravelという渡航情報や健康状態、税関を事前にWEBフォームから申告することが必須で、多少の時間的余裕をもって空港には到着したものの、この申告手続きを慌ててラウンジで行いました。。。
登録完了まで25分くらいかかり、搭乗開始時間ギリギリになっていましたね。なんとか手続きを終わらせ、搭乗ゲートまでやってきました。
「大谷vs太陽」とデカデカと広告がありましたが、まぁ何かわからないけど結局は大谷が勝ちそう笑
まだ搭乗は開始してはいなかったですが、5分後くらいには優先搭乗が開始されました。
今回お世話になる、ANAのB787-900機。
それでは機内に乗り込んでいきましょう!
今回はスタッガードシートタイプの窓側の座席です。シート全景はこんな感じ。
枕とスリッパ、毛布、ヘッドホンが予め用意されていました。
サイドにはモニターコントローラーや各種電源などがまとまっています。
モニターは18インチのタッチパネル式で、大きくて見やすいです。
足元の広さも十分にありますし、オットマンの奥行きも十分にあるので、シートをフルフラットにした際に足を伸ばして横になることができます。
座席から通路に出るスペース。
シートコントローラーはアイコンで表示がわかりやすくなっています。また大型テーブルもこちらに格納されています。
壁のある反対側には、電子式の窓の開閉ボタンがあります。
この時のビジネスクラスは7〜8割くらいの搭乗率だったように思います。
タキシング&ニノイ・アキノ国際空港(フィリピン・マニラ)へ向けて離陸
搭乗も終わり、タキシングを開始。ちょうどモノレールも空港に到着するところ。
各国の航空機が並んでいます。
今回の離陸はD滑走路からでしたが、そこに向かう途中で着陸態勢に入ったスカイマーク機をパチリ。
離陸待ちは無く、羽田空港を離陸。
この日は曇り空で、遠くまで見渡せない残念な天気でした。晴れていれば都心などを望めるんですけどね。
厚い雲の中を抜けていきます。
ようやく雲を抜けて、青空が見える高度までやってきました。
このあたりで安定飛行となりました。
機内食は和食メニューを事前オーダー
機内食のメニュー内容を見ていきましょう。
日本酒は1種類、焼酎は2種類用意されていました。
シャンパンが1種類、白ワインと赤ワインもそれぞれ1種類用意されていました。
こちらが食事メニュー。
ドリンクは日本酒をオーダー。おかきとともに頂きます。
今回は事前に和食をオーダーしておきました。
- 前菜
- 貝柱と白滝の明太和え
- 蟹とガリの伊達巻寿司
- もち湯葉 えごま味噌田楽
- 紅芯大根の酢漬け
- 小鉢
- ホッキ貝 林檎 白酢チーズ掛け
- 主菜
- 牛肉と湯葉の山椒煮
- 俵御飯
- 味噌汁
- 甘味
- ANA FINDELISH チョコサンドクッキー
メインの後にはコーヒーを頂き、クッキーと一緒にいただきました。
ごちそうさまでしたm(_ _)m
機内WiFiを無料で使えるカードが配られていたので、このタイミングで使ってみました。
裏面のバウチャーコードを入力することで、使えるようになります。
速度測定をしてみましたがダウンロードは8Mbpsほど出ていて、ちょっと遅いですがメールやチャット、ニュースサイトを見たりくらいはできそうな速度でしたね。
機上からの景色&ニノイ・アキノ国際空港(フィリピン・マニラ)に到着
フライト中の外の景色。
食事を終えたくらいのタイミングでは、実はまだ日本の領空内にいました。
この時は鹿児島県の大隅半島の先端付近を飛行していました。奥に見える山が「開聞岳」という活火山。薩摩富士とも呼ばれているようで、きれいな形をしています。
それから約2時間ほど飛行し、フィリピンの領土が見えてきました。
着陸に向けて旋回している際には、山の中にダムのようなものが見えたり。
徐々に高度を下げ、陸地がはっきりと見えるようになってきました。
マニラ市内の高層ビル群も見えてきました。雨が降っているのか中心部は少し霞んでいるようでしたね。
ニノイ・アキノ国際空港に無事に着陸しました。
空港に隣接するホテルとしてシェラトンもあるようですね。
ゲートに到着。
この後は一旦フィリピンに入国し、預け荷物を受け取り、再度チェックインカウンターにて出発手続きを行って、シンガポールへ向かいます。
機体を降りると私の名前の書かれたタブレットを持ったスタッフがおり、話すと入国して手荷物を受け取るよう指示があり、このフライトのバゲージクレーム隣にスタッフにより荷物が確保されているようでした。
まとめ
ANAマイルを使って特典航空券を発券したANAビジネスクラス(B787-900)で、羽田空港からフィリピン ニノイ・アキノ国際空港へのフライト(NH869)に搭乗したレビューを紹介しました。
ビジネスクラスはスタッガードシートタイプが配置され、シートピッチは62インチ(約157.5cm)、シート幅は21インチ(約53.3cm)となっていて、ゆったりと過ごせました。
預け荷物も含めて最終目的地までスルーチェックインできるかと思っていましたが、この空港ではそれが(ほぼ)できないということで、今後トランジットの旅程を組む際にはちょっと注意しないといけないなと学びになりました。