新型コロナウィルスの感染拡大の影響が広がっています。
現状、日本は比較的抑えている印象ですが、イタリアを始めとするヨーロッパやアメリカなどで感染が急拡大しています。
そうすると拡大を防ぐために人の移動が大幅に制限されることになり、特に航空業界は世界中で大変なことになっています。
そんな中、私は4月中旬にハワイ往復の予約があったのですが運休となり、一旦キャンセルすることにしました。
ANAファーストクラスでのハワイ往復便が運休に・・・
A380がホノルル路線に就航し、予約開始日はちょっとしたお祭り状態になったのですが、その際に最初の予約を行いました。
その後、訳あってその予約は一旦キャンセルし、改めて往復ファーストクラスで予約を取り直したり。
という感じでファーストクラスでのハワイ往復便を予約していたのですが、今回の新型コロナウィルスの影響により運休となることがアナウンスされました。
(ANA公式サイト)新型コロナウイルス感染拡大防止のための対応について
現地では実質的な外出禁止措置がとられているので、仮に入国できても何もできずに終わるだけなんですけどね…
この運休についてニュースなどではすでに知っていたので予約便をどうしようか考えていたのですが、メールでも運休になった旨の連絡が来ました。
WEBサイトから予約内容を確認してみると、このようになっていました。
予約状況が「お問い合わせください」となっていますね。
国際線の払い戻しや変更についてはこちらのページに案内があります。
(ANA公式サイト)新型コロナウィルスによる肺炎の発生に伴う国際航空券の特別対応について
払い戻しの場合、私の予約便は特典航空券ですので「ANA電話窓口にて手数料マイル無しで払い戻しを承ります。」との記載のみで、個別に対応していくようです。
ということで、SFCサポートデスクに電話してみました。
キャンセル時のマイルは36ヶ月後の月末を期限とする特別対応を実施
まず搭乗日を変更できるか確認してみました。
特典航空券を変更する場合は、
「変更の結果、差額マイルの追加や税金・料金等の追加が発生する場合は、ANA電話窓口にて差額の追加なしで承ります。」
という対応を取っているようです。詳細ページ↓
(ANA公式サイト)新型コロナウィルスによる肺炎の発生に伴う国際航空券の特別対応について
今回の航空券を発券したのが2019年5月20日だったので、発券日から1年後となる2020年5月20日までが有効期間になり、それまでに復路便に搭乗しなければならないとのことでした。
「現状から考えれば、5月20日は到底無理だよなぁ・・」ということで一旦キャンセルすることにしました。
キャンセルするにしても個人的に一番気になっていたのが、この払い戻しマイルの有効期限でして、東京=ハワイをファーストクラスで往復するのに必要なマイルは12万マイル。
これがもともとの有効期限でマイル口座に戻ってきても(通常時の払い戻しはこの対応)、フライトがまともに無い今の状況では大量に消化するのはなかなか困難です…(最悪、メトロ返しするしかないなぁと思ってました)
ところが今回は特別対応を行っているとのことで、新規にマイルを獲得したのと同じ状態でマイル口座に戻す、つまり現時点から36ヶ月後の月末を有効期限とする形での払い戻し対応を行っているそうです。
(私が見落としているのかもしれませんが、、)公式サイト上ではこの情報を確認できなかったので、キャンセルではなく変更したほうが良いのかなぁ・・とかいろいろ思案していたわけです。
この先の情勢が全く読めない現時点においては、この対応はとてもありがたい限りです!!!
キャンセル後、すぐにマイル口座に払い戻しされてきました。通常時の払い戻しに必要となる3,000マイルの払戻手数料ももちろんありません。
2020年3月から36ヶ月後は2023年3月になるので、ちゃんとそのようになっていることが確認できますね。(2,173マイルはクレジットカード利用やキャンペーン獲得分などが加わっています)
情勢が見通せるようになったら、改めてフライト予約を検討したいと思います。
まとめ
新型コロナウィルスの感染拡大により、予約していたハワイのファーストクラス往復便が運休となりました。
キャンセル自体はしょうがないのですが、キャンセル時の払い戻しマイルの有効期限が気がかりでしたが、特別対応により36ヶ月後の月末を期限とするマイルの払い戻し対応を行っていました。
これにより、利用者としては情勢が落ち着いた時に改めて予約を取り直すことができます。現状、航空業界は大変厳しい環境にあると思いますが、こうした対応を行ってくれることに感謝しかありません。
1日でも早く状況が改善することを心から願っています。