翌日のフライトのためのトランジットとして利用した、台湾桃園国際空港内の「CHO Stay Capsule Hotel(町草休行館)」の宿泊レビューをしたいと思います。
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今回は、翌日の台湾桃園国際空港からのフライトに備えて宿泊した空港内のカプセルホテルを紹介します。
CHO Stay Capsule Hotel(町草休行館)への行き方
「CHO Stay Capsule Hotel(町草休行館)」は、台湾桃園国際空港第2ターミナルの非制限エリアにあります。なので、利用するためには台湾に入国する必要があります。
トランジット時間がそれほどであれば入国までして利用することはないのですが、今回は約18時間もの時間があり、それを制限エリアで過ごすのはさすがに現実的ではないと思い、今回利用してみることにしました。
行き方ですが、3階の出発ロビー南側の22番カウンター方向へ向かいます。大きな看板にカウンター番号が書かれているので、特に迷うことはないでしょう。
奥へと進むと、上りエスカレーターのアイコンととも、”Capsule hotel”の文字も見えてきました。これに従いエスカレーターに乗ります。
エスカレーターは5階へ直行するので、降りた左手側にホテルを見つけることができます。エントランスはこんな感じ。
チェックイン時に利用方法について説明がありましたが、特に時間がかかることもなく無事に完了できました。
綺麗で静かな客室(ドミトリールーム、シングルベッド)
こちらが下駄箱。部屋番号と同じ番号ところを使いますが、鍵は使えないとのこと(鍵穴はあるけど利用不可)。ここはちょっと不安に感じるところではありました。。
客室エリアに入ると本棚があり、旅行系の本とか日本語の本もありました。
あと、耳栓も配布されていましたね。
こちらが客室フロアの様子。床はカーペットが敷かれ、足音が響きにくいようになっていました。部屋は男女いずれか専用になっています。
今回はこちらのDの部屋に宿泊しました。このドアはかなりゆっくりと閉まるようになっていて、バタンッと音がしないように作られていました。
ベッドは上下2段になっています。今回は下段のほうにアサインされました。
カプセル内の雰囲気はこんな感じ。入口は中からロールカーテンで閉めることができるようになっていました。
シングルサイズベッドと枕と掛け布団があります。
ハンガーは2本。
こちらは鍵付きの貴重品入れ。
奥行きはあまりないですが机もありました。
ルールもカプセル内に掲載されています。
- チェックアウト時間は午前10時
- カプセル内で飲食禁止(水以外)
- 午後10時以降は静かにしましょう
- 洗面用具/タオルは購入/レンタル可能
- 禁煙
客室内から入口方向を見るとこんな感じ。けっこう綺麗な客室内ではないでしょうか。
客室の奥には、大きなキャリーケースなどを置けるスペースもありました。
チェックイン時にこちらのお茶を頂きました。カウンターに持っていけばこのお茶を淹れてくれるサービスがあるようです。
WiFiの速度も計測してみましたが、上りも下りもかなりの速度が出ていたので、不満無く使える環境だと思います。
シャワールームの様子
シャワールームはトイレと同じ場所にあります。洗面台は2つあり、それぞれにドライヤーが用意されていました。
定期的に掃除もされているようで、概ね綺麗な感じではありました。(ただタイミングによっては水でビチャビチャなこともありました・・)
シャワールームは4つあり、私は夜と朝にも利用しましたが、どちらも空きを待つこと無く利用できました。
お湯の出は特に問題ありませんでした。また、シャワールーム内には防水バッグが用意されていて、それに服などを入れておけば、シャワーからの水跳ねなど防げるようになっていました。
そういえば、カプセル内のルールにはタオルは購入またはレンタル可能って書いていたのですが、タオルをチェックイン時に渡されました。もしかすると、今回は公式サイトから予約したので、その恩恵かもしれません。
用意されているアメニティはシャンプーとボディソープのみ。コンディショナー系がないので、気になる方は持参したほうが良いかもしれません。
周囲の空港施設
ホテルのあるフロアには飲食店も充実していました。ルーロー飯とかラーメン屋もありました。
ファミリーマートもあるので、こちらで飲み物など調達することもできますね。
また、展望デッキも同フロアから行けるようになっていました。子どもが遊べる遊具のようなものもあったりして、それなりに人はいましたね。
ちょうどベトジェットエアが離陸していきました。
実際に宿泊してみて
実際に宿泊してみての感想ですが、やはり音が気になりました。
これは同室宿泊者の当たり外れによるものなのでどうしようもないのですが、一番ひどかったのはいびき。私のカプセルとの間に2つはあっと思いますが、いびきの振動をちょっと感じられるくらい爆音の強烈な人がいました。。。耳栓なんかはほぼ無意味で(外れやすいですし)、ノイキャンイヤホンをしたらだいぶマシになったのでようやくこれで寝られました。
あとは、鳴っているアラームをなぜか止めない人もいましたね。。。寝続けているのかシャワーにでも行っていていないのかわかりませんが、5分くらいは鳴り響いていたように思います。
それから、電車とか公共交通機関が動き出す時間では間に合わない早朝のフライトに乗る宿泊者もけっこういたのか、4〜5時くらいにカプセルの出入りとか移動音がけっこうしたように思います。
私は時間的にそこまで早くないのでゆっくり寝たかったのですが、こういった諸々のことがあり、結局寝れたのは3時間くらいだったように思います。。。
やはり個人的にはホテルの個室が良いので、空港直結で歩いていけるようなホテルでもあればなぁと、正直なところ思いました。
まとめ
翌日のフライトのためのトランジットとして利用した、台湾桃園国際空港内の「CHO Stay Capsule Hotel(町草休行館)」について紹介しました。
台湾桃園国際空港第2ターミナルの非制限エリアにあり、3階出発ロビー南側の22番カウンター方向へ向かい、そこにある上りエスカレーターに乗って5階へ行くとあります。空港内で蒸し暑い外に出る必要もないですし、同フロアには飲食店やコンビニもあって困ることはほぼないと思います。
客室内やカプセル内も綺麗ですし、シャワールームなどの設備も十分満足できるでしょう。
ただ、同室宿泊者の当たり外れによってはいびきやアラーム鳴りっぱなしなど音に悩まされることも可能性としては十分にあるので、ロケーションとしての利便性はかなり高いですが、ちゃんと睡眠を取りたい方はホテルとかのほうが良いかもしれません。