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【ANA・JAL】10月以降の海外発券燃油サーチャージは無料へ|2018年SFC修行には10月以降の購入がオススメ

ジェット燃料

2017年10月1日から11月30日購入分までの、旅行開始国が日本以外の旅程においては、燃油サーチャージの適用がなくなっていました。

来年2018年SFC・JGC修行などで海外発券を検討されている方は、あと少し待てるのであれば10月以降に発券すると少し費用を抑えられそうです。

燃油サーチャージの価格変遷

2017年2月発券分からは燃油サーチャージの徴収が再開されていました

これまでの振り返りになりますが、ANAとJALでは、2017年2月発券分より日本発の国際線航空券で燃油サーチャージの徴収が再開し、2017年4月1日以降の発券分はさらに値上がりしてきたことはお伝えしてきました。

2017年2月発券分より、ANAとJALで、日本発の国際線航空券で燃油サーチャージの徴収が始まることが発表されました。路線別のサーチャージ料金などまとめておきたいと思います。 燃油サーチャージの徴収はどのように決められるのか? 2016年4月から2017年1月発券分については燃油サーチャージの徴...続きを読む
2017年2月発券分よりANAとJALで、日本発の国際線航空券で燃油サーチャージの徴収が再開したことはご存知だと思いますが、新たに2017年4月1日以降の発券分はさらに値上がりすることになりました。 また、旅行開始国が日本以外の場合でも徴収が開始されることが、今回の大きな変更点です。 これから旅...続きを読む

そして、2017年8月1日以降に発券分の燃油サーチャージが値下がりすることが発表され、それをまとめたのがこちらの記事でした。

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ANAとJALで、2017年2月発券分より日本発の国際線航空券で燃油サーチャージの徴収が再開し、2017年4月1日以降の発券分はさらに値上がりしてきたことはお伝えしてきました。 2017年8月1日以降に発券分の燃油サーチャージが値下がりすることが発表されましたので、ANAとJALでの路線別...続きを読む

10月以降は海外発券だけ燃油サーチャージの適用なしへ

この記事タイトルにも書いてありますが、11月末までの発券分については燃油サーチャージの価格は据え置きだと思っていたのですが、旅行開始国が日本以外、つまり海外発券の旅程については燃油サーチャージの適用がなくなっていました。(ANAのプレスリリースによると、2017年9月8日更新とのこと)

旅行開始国が日本の場合は引き続き8月1日以降の金額で徴収されるのですが、海外発券の場合は適用がなくなったとのことですので、もし2018年SFC修行で【ANAビジネスクラスとエアチャイナビジネスクラスを組み合わせた修行】などを検討されている場合には、購入がまだ間に合うのであれば10月以降に購入されたほうが、数千円安くなるので検討されても良いかも知れません。

2017年のSFC獲得に向けていろいろと情報収集していたら、ANA海外発券の航空券がかなり安くSFC修行に向いているようでしたので、それを使ってできるSFC修行プランを考えてみました。 ANA海外発券が意外にお得という事実 日本に住んでいる方であれば通常航空券を購入するのは、例えば、東京発シンガ...続きを読む

以下に、10月1日〜11月30日発券分の燃油サーチャージに改めてまとめておきたいと思います。

2017年10月1日〜11月30日までに発券するANA&JALの燃油サーチャージ料金一覧

ANAの場合

まずANAの場合です。

旅行開始国が日本かそれ以外かで、燃油サーチャージの徴収額が変わります。(以下は、1旅客1区間片道当たりの金額です)

旅行開始国が日本の場合

2017年2月以降の燃油サーチャージも履歴として記載しておきます。

路線 徴収額
2/1〜3/31
徴収額
4/1〜7/31
徴収額
8/1〜11/30
日本=欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア 3,500円 7,000円 3,500円
日本=ハワイ・インド・インドネシア 2,000円 4,000円 2,000円
日本=タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 1,500円 3,000円 1,500円
日本=ベトナム・グアム・サイパン・フィリピン 1,000円 2,000円 1,000円
日本=中国・香港・台湾・マカオ 500円 1,500円 500円
日本=韓国 200円 300円 200円

ヨーロッパ往復だと往復7,000円、ハワイ往復で4,000円、バンコク往復だと3,000円といった具合に、追加で徴収されることになります。

旅行開始国が日本以外の場合

まずこちらが、これまで適用されていた燃油サーチャージです。

路線 右記以外
米国ドル
欧州で購入の場合(英国以外)
ユーロ
英国で購入の場合
英国ポンド
日本=欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア 43 34 27
日本=ハワイ・インド・インドネシア 25 19 16
日本=タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 18 14 12
日本=ベトナム・グアム・サイパン・フィリピン 12 10 8
日本=中国・香港・台湾・マカオ 6 5 4
日本=韓国 2 2 2

それが以下のように、「適用なし」に変更となりました。

路線 右記以外
米国ドル
欧州で購入の場合(英国以外)
ユーロ
英国で購入の場合
英国ポンド
日本=欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア 適用なし 適用なし 適用なし
日本=ハワイ・インド・インドネシア 適用なし 適用なし 適用なし
日本=タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 適用なし 適用なし 適用なし
日本=ベトナム・グアム・サイパン・フィリピン 適用なし 適用なし 適用なし
日本=中国・香港・台湾・マカオ 適用なし 適用なし 適用なし
日本=韓国 適用なし 適用なし 適用なし

どの路線においても、燃油サーチャージの適用がなくなりました。

ですので、例えばクアラルンプール発着で発券したとすると、片道18ドル相当額が徴収されていましたが、

18米ドル × 2(往復) × 約110円/米ドル = 約3,960円

この金額分だけ総額を抑えることができるようになります。

SFC修行であれば、通常の旅行と違って少しでも費用を抑えたい方も多いでしょうから、これからスケジュールなど含めて検討される方は10月以降に発券することをオススメします。

JALの場合

次にJALの場合(9月13日更新)です。基本的にANAと変わっていません。

旅行開始国が日本かそれ以外かで、燃油サーチャージの徴収額が変わります。(以下は、1旅客1区間片道当たりの金額です)

旅行開始国が日本の場合

こちらも同様に、2017年2月以降の燃油サーチャージも履歴として記載しておきます。

路線 徴収額
2/1〜3/31
徴収額
4/1〜7/31
徴収額
8/1〜11/30
日本=北米・欧州・中東・オセアニア 3,500円 7,000円 3,500円
日本=インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ 2,000円 4,000円 2,000円
日本=タイ・シンガポール・マレーシア 1,500円 3,000円 1,500円
日本=グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム 1,000円 2,000円 1,000円
日本=中国・台湾・香港 500円 1,500円 500円
日本=韓国・極東ロシア 200円 300円 200円

旅行開始国が日本以外の場合

まずこちらが、これまで適用されていた燃油サーチャージです。

路線 徴収額[USD]
日本=オセアニア 43
日本=中東 43
日本=欧州 43
日本=北米 43
日本=インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ 25
日本=タイ・シンガポール・マレーシア 18
日本=グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム 12
日本=香港 6
日本=台湾 6
日本=中国  6
日本=韓国・極東ロシア 2

こちらもANA同様に、以下のように「適用なし」に変更となりました。

路線 徴収額[USD]
日本=オセアニア 適用なし
日本=中東
日本=欧州
日本=北米
日本=インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ
日本=タイ・シンガポール・マレーシア
日本=グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム
日本=香港
日本=台湾
日本=中国 
日本=韓国・極東ロシア

JALでも海外発券を利用して、JGC修行をされる方は10月以降の発券を検討されてみても良いかも知れません。

まとめ

ANAとJALで、2017年10月1日〜11月30日までに発券する、旅行開始国が日本以外の場合における燃油サーチャージの適用がなくなりました。

そろそろ来年2018年のSFC・JGC修行を検討されている方もいるかと思いますが、海外発券を利用して修行計画を考えている場合には、あと2週間ほど待って10月以降に発券することを検討されても良いのかなと思いました。

もちろん、残席があと1席とか少ない状況でそれまでになくなってしまいそうなのであれば、そしてスケジュール的にそこしか厳しいというのであれば、仕方ないですがなるべく早く席を押さえてしまうことが大事です。

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