2017年10月1日、これまで手数料が必要とされていた中継サイトであるPeXからメトロポイントへの交換が「無料化」されました。
これまでは、ソラチカルートに利用する中継サイトについては交換手数料が無料であるドットマネーが優勢でしたが、今後はPeXの存在感も増してくると思います。
今回は、PeXの交換手数料無料化によって変化するところ、今後どういう状況になるかについてまとめたいと思います。
ソラチカルートについておさらい
ポイントサイトで貯めたポイントを、90%の高い交換レートでANAマイルへ移行できる「ソラチカルート」。詳しくはこちらをお読みください。
このソラチカルートを利用する場合には、必ずメトロポイントを経由しなければいけないので、そのメトロポイントへのポイント交換が可能なサイト(中継サイト)を利用することになります。
例えば、ハピタスやポニー、モッピーやライフメディアなどで獲得したポイントは、直接メトロポイントに交換することができないため、一旦ドットマネー、PeXといった中継サイトを経由してから、メトロポイントに交換していきます。
中継サイトを経てメトロポイントまで交換されたら、90%の交換レートで毎月20,000ポイントを上限にANAマイルに交換でき、上限の場合には18,000ANAマイルに交換されることになります。
これをソラチカルートと呼んでいます。
PeXからメトロポイントへの交換手数料が無料に!
2017年10月1日以降は、PeXからメトロポイントへの交換手数料が無料になりました。
上図のように、これまでは1回の交換につき50円の交換手数料が必要でしたが、今後は完全無料となりました。
この変更によって、交換手数料についてはドットマネーとPeXは同じ条件となりました。
ドットマネーの交換手数料が無料であったためにドットマネーに交換できるポイントサイトに優位性がありましたが、今後はPeXにしか交換できないポイントサイト(そんなに多くはないですが、ポイントタウンなど)も同様に選択肢になってくるでしょう。
中継サイトであるPeXとドットマネーの比較
上で見てきたように交換手数料では横並びになりました。どちらの中継サイトでソラチカルートを利用しても同じなのでしょうか?
それぞれを比較した場合のメリット・デメリットについて検討してみました。
ドットマネーのメリット
ドットマネーのメリットとしては、何と言ってもポイントサイトからの交換でポイント増量キャンペーンが豊富に開催されているということでしょう。
10月に開催されている増量キャンペーンは、ドットマネーのトップページに掲載されているだけでこれだけあります。
おなじみモッピーやポニー、ちょびリッチなんかでも増量キャンペーンが開催されていますね。
ドットマネーのデメリット
PeXと比較した際のドットマネーのデメリットは、ポイントの有効期限です。
ドットマネーでは、ポイント獲得後6ヶ月が経過するとポイントが失効してしまいます。ですので、メトロポイントに交換するのを忘れていると、うっかり失効していたなんてことになりかねません…
それとメリットで紹介した増量キャンペーンですが、こういうキャンペーンで注意が必要なのは、増量分のポイントは有効期限が非常に短いという点です。
- ポイント交換分のマネーの有効期限:交換日から6ヶ月後月末
- 増量分のマネーの有効期限:付与日の当月月末まで
増量分のマネー(ドットマネー内でのポイントの呼び方)は付与月の月末までです。
付与はだいたい月の15日前後に行われますので、わずか2週間ほどしかありません。
せっかくキャンペーンで増量されたのに、失効させるのは非常にもったいないです。特に大きなポイントを交換してきた場合には、数%と言えどそれなりのポイント数になりますからね。
このように、ドットマネー経由でメトロポイントに交換していく場合には、ポイントの有効期限にかなり注意しておくことが求められます。
PeXのメリット
一方でPeXの場合ですが、ドットマネーのデメリットの反対がメリットとなるわけで、それはポイント有効期限が「最終ログインから12ヶ月後」という点です。
つまり、1年に1回ログインするだけでポイントの失効が防げるということですので、PeXのポイントは実質的に無期限で保有できるということですね。
この点は、大きなメリットではないかと思います。人間忘れやすい生き物ですし、なかなか意識して行動するのは難しかったりします。
私の場合、カレンダーアプリに各ポイントサイトの交換作業日を登録していて、その日になったら自動的に通知がきますのでそれに合わせて作業するようにしています。
これをしておくことで交換作業を失念してしまうことはまず防げると思いますが、それでも月末や6ヶ月後に失効してしまうドットマネーに比べて、忘れていてもログインだけでポイント失効を防げるPeXは有難い存在なのかも知れません。
PeXルートオンリーのポイントサイトも横並びへ
ほとんどのポイントサイトではドットマネーとPeX両方に交換できるので、PeXの交換手数料無料化に伴って基本的にはどちらを経由しても良くなりました。
しかしながら、PeXにしか交換できないポイントサイトもいくつか存在します。
- ポイントタウン
- ファンくる
- ECナビ
これらのポイントサイト(ポイントタウン以外は当サイトでは紹介してきませんでしたが・・)は、これまでソラチカルート利用時にPeX経由による交換手数料がかかっていましたが、今回の変更によりそのデメリットがなくなり、他のポイントサイトと横並びになりました。
ポイントタウンは、IT企業であるGMOが運営するポイントサイトです。
ポイントタウンにはモニター案件があり、毎月継続的にポイントを獲得できる手段として有効なサービスを持っています。
また、「ファンくる」というポイントサイトも、モニター案件を中心にポイントを貯めることができます。私も外食モニターや新商品のモニター案件など定期的に案件をこなしてポイントをコツコツ獲得しています。
ECナビはあまり知名度がない印象はありますが、案件によっては獲得ポイントが一番高いものになっていたりします。
例えば、お得にマッサージを受けられる「EPARKリラク&エステ」では現時点では一番高くなっています。
PeXの交換手数料が無料になりましたので、ドットマネーでは増量キャンペーンが開催されたりしますが、今後は基本的には獲得ポイント数が最も高いものを選べるようになるのではないでしょうか。
ポイントタウンもファンくるもECナビも、PeXの交換手数料無料化によって使いやすいポイントサイトになっていくことでしょう。
ファンくるの登録では、お得な紹介キャンペーンを利用できます。
以下のリンクを経由してファンくるに会員登録・完了で300円相当のポイントが貰えます!
また、ECナビの会員登録でも紹介経由で登録すると、500円相当のポイントをもらえます。以下のバナーをクリックしてご登録ください。
まとめ
PeXからメトロポイントへの交換手数料が無料化されました。
今後は、この交換手数料を気にすることなく、獲得ポイント数の高いポイントサイトを利用してポイント獲得することができるようになりますね。
完全無料となったソラチカルートを使って、どんどんANAマイルを貯めていきましょう!