2017年3月末までの旅割が発売になったことで、2017年にSFC修行を始めようとしている方は予約など動き出していると思います。しかしながら、お住まいの地域が東京近郊ばかりではないと思いますので、私自身も福岡市在住ですので、どうしても地方発のフライトを起点に考えなければなりません。同じような悩みを持っている人は少なからずいると思いますので、今回はいま私が検討しているルートの中で、比較的使えそうなルートをご紹介します。
なぜ国内線でSFC修行向けルートを探すのか?
海外旅作で沖縄発着+プレミアムエコノミー往復が2017年4月以降高騰
一度の旅行で大量PPを獲得できる方法として、海外旅作で沖縄発着+プレミアムエコノミー往復を行う方法がかなり有力でした。しかしながら、2017年4月以降の旅作料金が倍以上に高騰してしまったのです…詳しくはこちらをお読みください。
海外旅作であれば、国際線乗り継ぎのための国内区間を片道5,000円〜5,500円ほどで追加することができるので、(お住まいの地域から沖縄までの)PP単価の都合で沖縄発着の海外旅作は難しくても、お住まいの地域から東京に飛ぶことは可能ですので、地方に住んでいてもとても使い勝手の良い方法でした。
異常なほどの安さでしたので、当然ながらANAも対策してきたのでしょう。まぁそのルートが4月以降使えなくなるのはしょうがありませんので、他のルートも検討しておかなければなりません。
国際線であれば安いエコノミークラスでSINタッチとかでも良いのでしょうが、時間的な面を考慮して、そもそも地方からSFC修行向けの効率的なルートはないのだろうか?と思い、国内線で効率の良さそうなルートを探してみました。
私が住んでおります福岡を起点としてひとまず検討しておりますので、その点ご了承くださいm(_ _)m
(ご要望頂ければ、他の地方からのルートも検討してみたいと思います)
福岡からはどういうルートがPP単価の効率が良いのか?
基本は沖縄を起点にすべし
福岡からは、以下のような理由で、まずは沖縄に飛ぶべきだと考えます。
- 福岡―沖縄間は比較的運賃が安い
- 福岡―沖縄間は1日9往復しており便数が多い
- 沖縄からはどこへ行くにも飛行距離があるのでPPを稼ぎやすい
福岡からの始発は7時15分で沖縄には9時到着予定です。ですので、その後の乗り継ぎも9時30分以降であればどこへでも行けてしまいます。そして、沖縄からの最終便は20時で福岡着は21時40分となっているので、つまり、乗り継ぎ時間を考慮して9:30〜19:30の間で沖縄往復(発着)ができるフライトであれば、福岡から日帰りができることになります。
福岡=沖縄間のフライトスケジュール(2016年9月5日現在)
| 福岡 → 沖縄 | 沖縄 → 福岡 | ||
| 07:15 | 09:00 | 07:10 | 08:45 |
| 09:10 | 10:55 | 09:50 | 11:30 |
| 10:00 | 11:50 | 12:30 | 14:15 |
| 10:40 | 12:30 | 15:10 | 16:50 |
| 12:00 | 13:50 | 16:10 | 17:50 |
| 13:00 | 14:50 | 17:35 | 19:15 |
| 14:55 | 16:40 | 18:00 | 19:40 |
| 16:40 | 18:25 | 18:50 | 20:30 |
| 20:15 | 21:55 | 20:00 | 21:40 |
また、福岡―沖縄間自体ではPP単価は許容範囲なのですが、沖縄は日本のほぼ端にあり飛行距離が長くなるため単純にPPを多く獲得できることと、沖縄からのフライトは飛行距離の割に運賃が完全に比例していないので比較的安く、旅程全体でみればPP単価が良くなりSFC修行に向いたルートに変わる可能性が高くなります。
以下では参考ということで本日から2ヶ月後の日程で、プレミアムクラスはプレミアム旅割28で、旅割の運賃は旅割55(プレミアムクラスが予約開始となるのは2ヶ月前からなので、そのタイミングで最も安い運賃となる)で計算しています。なお、いずれの運賃もその利用運賃における最安値を採用していますので、搭乗したい便がそれよりも高額になっている可能性もありますので、ご注意ください。
沖縄―羽田往復ルート
沖縄―羽田間は便数も多いため余裕で日帰りできるルートです。以下のケースでそれぞれPP単価を計算してみました。
- 全フライト旅割55
- 全フライト旅割55、沖縄―羽田間は往復で当日アップグレード
- 福岡―沖縄間は旅割55、沖縄―羽田間はプレミアム旅割28
いずれのケースでもPP単価が10を切っていますので、選択肢に入れても良いのかなと思えるルートです。修行効率を考えれば、プレミアムクラスで乗れるとすべてが快適な空の旅となりますので、これが一番良さそうです。この区間で使用する機体ではプレミアムクラスが21席ある機体が多いですので、予約開始時を上手く狙ったり空席待ちをこまめに行えば狙えそうですね。
ただそうとは言え、かなりの人気路線ですので、席が都合よく空いていることは少なく、確保するのは難しいことが多いかも知れません。どうしても特定の1日だけしか調整できないとなれば厳しいですが、前後の日程で平日を絡めるなど調整できればなんとか予約できる可能性があります。
沖縄―札幌往復ルート(札幌で1泊必要)
沖縄―札幌間は1日1往復しかなく、どうしても札幌で1泊しなければならないルートです。以下のケースでそれぞれPP単価を計算してみました。
- 全フライト旅割55
- 全フライト旅割55、沖縄―札幌間は往復で当日アップグレード
- 全フライト旅割75(2017年1月運賃)
プレミアム旅割28で検索したのですが、現時点から2ヶ月先の予約はすべて埋まっており、単価を計算するための運賃すら調べることができませんでした。この路線で使用する機体が737-800なので、プレミアムクラスは8席しかありません。
それしかなければ予約はすぐに埋まるでしょうし、当然ながら当日アップグレードもなかなか厳しいことが予想されます。全フライトが旅割55のケースではPP単価が10.21と悪くはありませんが、積極的に選ぶレベルでもありません。
それならばと思い、プレミアムクラスは諦めて普通の旅割75で検索したらどうなるのだろうと思い検索してみた結果、かなりPP単価が良い結果となりました♪
上の表での運賃は2017年1月のものですので、いま予約することも可能なルートになっています。これであれば自分のスケジュール次第で確定させることができ、プレミアムクラスの空き状況をいちいち気にしなくても良くなります。しかも1泊必要ですので、肉体的な負担は軽減できますしね!
時間の調整が可能な方には、旅割75で早めにスケジュールを確定させてしまい、こういった効率的なルートを押さえておくのもアリですね!
まとめ
地方(福岡)を起点に、国内線を使ってSFC修行に向いた効率的なルートを検討してみました。
結論としては、一度沖縄に飛び、そこから羽田、もしくは札幌(千歳)に飛んでまた戻ってくるのがPP単価的には良さそうです。ただ札幌ルートは現地で1泊が必要ですので、その点は考慮する必要があります。
日帰りで行いたいのであればやはり羽田ルートとなり、プレミアム旅割28で往復できるフライトが押さえられたら、あとは福岡―沖縄間を予約するように狙っていくのがベターな気がします。
※あくまで現時点での情報を元に作成、考察しているので、将来的に運賃上昇などによりSFC修行には向かないこともあり得ますし、シーズンによっても運賃は変わってきますので、当サイトの情報は参考として活用ください。
