海外旅作のプレミアムエコノミークラス費用がかなり割安で、SFC修行にはもってこいのルートになっていました。しかし、2017年3月末までが有効であると以前の記事(【2017年SFC修行】海外旅作プレエコ往復でPP稼ぐなら3月までに)でお伝えしましたが、それから2ヶ月経ち、費用はどのように変化したのか探ってみました。
2017年4月以降の海外旅作プレミアムエコノミー費用が高騰していた件
前後に沖縄往復をくっつけるやり方をして、シンガポール、バンコク、シドニーにそれぞれ1回ずつ行けば、SFC獲得に必要な50,000PPはあっという間に獲得できるので、ちょっとスケジュールを調整できれば、早々に解脱できました。PP単価も10を切る程度に収まっていましたね。
しかしながら以下の記事をお伝えしたように、SFC修行にかなり有効であったプレミアムエコノミーでの海外旅作の費用が、2017年4月以降はそれまでに比べて倍以上に高騰していました。
理由は定かではないのですが、もともと設定ミス??と思えるほど安かったので、それが適正価格に戻った(むしろ割高になったんですけどね…)と言えなくもないのですが、何ともハッキリしませんでした。
この高騰自体も設定ミス、あるいは未確定なのでは?という指摘もあり(上場企業がそんな商品を堂々と販売しないとは思うんですけどね・・)、それならばもはや定点観測するしかないですよね。設定ミスなどであれば、次第に訂正されていくはずですので。
ということで、以前調べたのと同じスケジュールで、シンガポール、バンコク、シドニーへの、プレミアムエコノミーでの海外旅作料金を調べてみました。
傾向は同じだがバンコクは4月以降は以前よりは安くなった
海外旅作の調査スケジュール
前回同様、基本的には土日を有効活用し、金曜日出発で月曜日に戻ってくるスケジュールで検索しています。
シンガポールとバンコクは沖縄発着にしてますが、シドニーはフライトのスケジュール上、火曜日の朝羽田に戻ってくるフライトでしたので、沖縄発着は行わない単純な東京―シドニー間の往復のみです。
以下のフライトスケジュールが掲載料金の元になっています。
シンガポールのフライトスケジュール例
出発 | 戻り | ||
NH478 | 沖縄→羽田 (20:50→23:00) |
NH802 | シンガポール→成田 (6:30→14:20) |
NH843 | 羽田→シンガポール (0:10→6:35) |
NH2159 | 成田→沖縄 (17:10→21:30) |
バンコクのフライトスケジュール例
出発 | 戻り | ||
NH2158 | 沖縄→成田 (11:55→14:20) |
NH808 | バンコク→成田 (0:30→8:25) |
NH807 | 成田→バンコク (17:20→22:40) |
NH473 | 羽田→沖縄 (13:15→16:10) |
シドニーのフライトスケジュール例
出発 | 戻り | ||
NH879 | 羽田→シドニー (22:10→9:45) |
NH880 | シドニー→羽田 (21:30→5:05) |
海外旅作プレエコ往復価格一覧
それでは改めて、2017年1月から6月末までの、海外旅作でのプレミアムエコノミー往復価格一覧です(2016年11月5日現在)。下段にあるカッコ内価格は、前回(2016年9月1日現在)の価格との差額を示しています。
以下の表に諸費用は含まれていませんが、シンガポールは5,380円、バンコク5,020円、シドニーは12,110円が別途かかります(←目安の金額です)。
出発(Fri) | 戻り(Mon) | シンガポール | バンコク | シドニー |
1月6日 | 1月9日 | – (前回は¥121,000) |
¥101,400 (-¥3,300) |
– (前回も設定なし) |
1月13日 | 1月16日 | ¥113,700 (-¥4,600) |
¥102,400 (-¥3,400) |
¥157,900 (-¥3,700) |
1月20日 | 1月23日 | ¥112,800 (-¥5,500) |
¥102,400 (-¥3,400) |
– (前回も設定なし) |
1月27日 | 1月30日 | ¥113,700 (-¥4,600) |
¥102,400 (-¥3,400) |
– (前回も設定なし) |
2月3日 | 2月6日 | ¥117,500 (-¥7,800) |
¥102,400 (-¥3,400) |
– (前回は¥165,600) |
2月10日 | 2月13日 | ¥113,700 (-¥4,600) |
¥102,400 (-¥3,400) |
¥180,600 (+¥15,000) |
2月17日 | 2月20日 | ¥113,700 (-¥4,600) |
¥102,400 (-¥3,400) |
¥163,600 (-¥9,000) |
2月24日 | 2月27日 | ¥118,300 (-¥4,600) |
¥102,400 (-¥3,400) |
– (前回は¥165,600) |
3月3日 | 3月6日 | ¥117,300 (-¥1,000) |
¥106,000 (+¥200) |
¥189,200 (+¥12,700) |
3月10日 | 3月13日 | ¥117,300 (-¥1,000) |
¥106,000 (+¥200) |
¥169,900 (+¥4,300) |
3月17日 | 3月20日 | ¥120,900 (-¥100) |
¥106,000 (+¥200) |
– (前回は¥165,600) |
3月24日 | 3月27日 | ¥117,300 (-¥1,000) |
¥106,000 (+¥200) |
¥167,200 (+¥1,600) |
3月31日 | 4月3日 | ¥218,600 (+¥14,400) |
¥106,000 (+¥200) |
¥224,300 (+¥56,200) |
4月7日 | 4月10日 | ¥278,900 (+¥14,400) |
¥153,300 (-¥83,500) |
¥277,200 (+¥1,300) |
4月14日 | 4月17日 | ¥278,900 (+¥14,400) |
¥153,300 (-¥83,500) |
¥277,200 (+¥1,300) |
4月21日 | 4月24日 | ¥278,900 (+¥14,400) |
¥153,300 (-¥83,500) |
¥277,200 (+¥1,300) |
4月28日 | 5月1日 | ¥385,300 (+¥2,200) |
¥162,700 (-¥89,100) |
– (前回は¥298,900) |
5月5日 | 5月8日 | ¥339,700 (+¥2,000) |
¥162,700 (-¥89,100) |
¥299,300 (+¥400) |
5月12日 | 5月15日 | ¥339,700 (+¥2,000) |
¥153,300 (-¥83,500) |
¥277,200 (+¥1,300) |
5月19日 | 5月22日 | ¥339,700 (+¥2,000) |
¥153,300 (-¥83,500) |
¥277,200 (+¥1,300) |
5月26日 | 5月29日 | ¥339,700 (+¥2,000) |
¥153,300 (-¥83,500) |
¥277,200 (+¥1,300) |
6月2日 | 6月5日 | ¥339,700 (+¥2,000) |
¥153,300 (-¥83,500) |
¥277,200 (+¥1,300) |
6月9日 | 6月12日 | ¥339,700 (+¥2,000) |
¥153,300 (-¥83,500) |
¥277,200 (+¥1,300) |
6月16日 | 6月19日 | ¥339,700 (+¥2,000) |
¥153,300 (-¥83,500) |
¥277,200 (+¥1,300) |
6月23日 | 6月26日 | ¥339,700 (+¥2,000) |
¥153,300 (-¥83,500) |
¥277,200 (+¥1,300) |
6月30日 | 7月3日 | ¥347,100 (+¥9,400) |
¥153,300 (-¥83,500) |
¥277,200 (+¥1,300) |
ホテルは以下が最安として表示されていました。
シンガポール | 81 ディクソン(以下の日程以外) フレグランス-オアシス(1/20出発のみ) バリュー・ブレスティア(3/17出発のみ) マリーナ・マンダリン(デラックス)(3/31出発以降) リッツカールトン・ミレニア(4/28出発以降) |
バンコク | コンビニエント・パーク (全日程) |
シドニー | アビー(以下の日程以外) ヨークバイスイスベルホテル(2/10,3/3出発のみ) トラベロッジシドニー(2/17出発のみ) ヴァイブ・ラシュカッターズ(3/10出発のみ) ケンブリッジホテルシドニー プレミアムルーム(3/24出発のみ) SHANGRI-LA(3/31出発のみ) |
4月以降の高騰は変わらずだが、バンコクは値下がりへ
前回同様、4月以降のプレミアムエコノミー往復の価格が値上がりしていることは変わりがないようです。
シンガポールとバンコクでは、2月末くらいまでは前回よりも安い傾向にあるので、むしろ購入するなら今のほうがPP単価も良くなりますね。
それと、4月以降のバンコクの料金は、以前と比べて8.5万円前後も値下がりしています。ホテルは変わらず同じで元々それほど高いホテルでもないので、仮に多少安くなったとしても8万円も値下がりすることはあり得ないので、単純にプレエコの航空券代が値下がりしたと言えます。
航空券だけで検索してみると、
となっており、これにホテル2泊を合計すれば旅作と同じくらいの料金になるので、合理性がありますね。
ということは、4月以降の高すぎるシンガポールの料金も、プレエコの料金が下がって旅作の料金が値下がりする可能性はありますね。格安ホテルが出てくればさらに下がることになるでしょう。
しかしながらバンコクの例で見たように、現状と同じ水準までには安くなっておらず、値下がりするとしても、いま4月以降の検索で出てくる価格よりは安い金額になる程度なのでは??と予想しています。
最新価格でPP単価を計算してみる
今回のフライト例での獲得PPはこのようになっています。
- 沖縄発着+シンガポール往復:14,672PP
- 沖縄発着+バンコク往復:13,342PP
- シドニー往復:15,388PP
現時点での料金でPP単価を計算してみると(例として6月2日出発)、
- 沖縄発着+シンガポール往復:339,700円÷14,672PP=23.15
- 沖縄発着+バンコク往復:153,300円÷13,342PP=11.49
- シドニー往復:277,200円÷15,388PP=18.01
となりました。
シンガポールとシドニーは残念ですが、、、バンコクは沖縄までを安くプレミアム旅割で往復追加できればPP単価が10を切るかどうかという程度にまでは改善するのではないでしょうか。
積極的に選ぶところまではいかないですが、特段悪くもない程度に落ち着くかも知れませんね。
まとめ
2017年4月以降の海外旅作プレエコの価格が大幅に上昇し、その理由がハッキリしないことから、2ヶ月たった現時点で改めて価格を調査してみました。
2017年4月以降に高騰する傾向は変わらないものの、バンコクではプレミアムエコノミー航空券が値下がりしていることから、旅作の価格も大幅に値下がりしました。これが他の路線でも見られるのかは不明ですが、もしかしたら値下がりする可能性もありそうです。
しかしながら現状と同じ価格までは値下がりしそうにはありませんので、海外旅作プレミアムエコノミー往復で大量PPを獲得しようと考えていた方は、2017年3月末までの日程で調整するということには変わりないようです。
旅作は30日前(ピーク時は40日前)までは取消手数料がかかりませんので、ひとまず予約しておいて効率的なSFC修行ルートを確保しておくのもアリだと思います。
また時期を見て、価格推移ついてお知らせしたいと思います。