ANAでホーチミンのタンソンニャット国際空港から東京に向かう際に、「Orchid Lounge(オーキッドラウンジ)」を利用しました。
このラウンジの直前には「Rose Lounge(ローズラウンジ)」を利用しました。
初めてこのラウンジを体験したのですが、今回はそのレポートをしたいと思います。
オーキッドラウンジ@ホーチミン(タンソンニャット)国際空港
保安検査やパスポートコントロールを抜けた後、ラウンジのある方向が案内されているのでそれに向かっていくと、5分弱くらい歩いたと思いますが、今回紹介するオーキッドラウンジがあります。
営業時間&ロケーション
営業時間は6:00AM〜2:00AMで、24時間営業ではないですが、利用できない時間は4時間でフライトの少ない時間帯でしょうから、利用できないことはまずないでしょう。
また、このラウンジはゲート10〜14付近に位置しています。
エントランス
このパネルの脇を奥に進むとラウンジの入口があります。
ラウンジエントランスには各航空会社のパネルが掲載されているように、特定のアライアンスや各航空会社からインビテーションなどで利用できるわけではなく、プライオリティパスやクレジットカードやベトナムの携帯電話会社(mobifone、vinaphone)の特典?なんかでも利用できるようです。
プライオリティパスで利用可能!
こちらのラウンジはプライオリティパスで利用可能です。
ただ、プライオリティパスのサイトに掲載されている写真は、この前に利用した「Rose Lounge(ローズラウンジ)」のようですね…
プライオリティパスについては、こちらの記事をお読みください。
運営会社SASCOについて
入口の看板には「Operated by SASCO」と記載されており、「Rose Lounge(ローズラウンジ)」と同じく「SASCO(Southern Airports Services Joint Stock Company)」という会社によって運営されています。
運営会社ホームページからの抜粋(翻訳)によると以下のように説明されています。
SASCO(南部空港サービス会社)は、1993年に当初政府の資本金が93億ドルで設立されました。補助金期間中に設立された企業から25年以上経過したSASCOは、空港の商業サービス分野における国際的な動向に対応するための市場メカニズムに従って、いくつかの大きな変化をもたらしました。
SASCOは、現在、大手の株式公開会社であり、タンソンニャット空港の空港商業サービス業界の主要プレーヤーであり、現在、この地域の国際空港に徐々に到達しています。
また、ホーチミン(タンソンニャット)国際空港では以下のサービスを展開しているとのこと。
- Duty-free
- Arts & crafts, local specialities
- Business lounges
- Food and beverage
- Travel service
- Transportation service
- Advertising service
- Others: Kid Center, Sleep Box, Sleep Zone, Spa
ラウンジだけではなく、免税店の運営や食事や飲み物、交通サービスなんかもこの会社によって運営されているようですね。
それでは早速、ラウンジ内の様子をご紹介していきたいと思います。
ラウンジ内の様子
保安検査場と出国審査場は3階にあるのですが、ラウンジは2階にあるので階段やエレベーターを使って移動します。
3階からラウンジ内を見下ろすとこんな感じ。ローズラウンジ同様、ラウンジ内は天井が高くかなり開放的な空間になっています。
席数はそれほど多くはない感じですね。
大きめのソファーが多数配置されているので、隣との間隔も広くゆったりと過ごせそうです。
階段下に受付があり、食べ物系はそこに近い場所にある程度まとめて用意されています。
こんな感じでガラス張りになっていてラウンジから駐機場を見ることができる造りは、個人的にはとても好きですねー。
一方で飲み物系はラウンジの奥側にまとめて用意されています。
ソファー席なら2人とか4人組で、それ以上ならテーブル席でもまとまって座れそうです。
食事メニュー
次は食べ物を紹介します。
SASCOという同じ運営会社なので、基本的にはローズラウンジと同じ内容になっていて、種類はローズラウンジのほうが少し充実している感じでしたね。
フォーをセルフサービスで作るところなんかも同じですね。
撮影のために蓋を開けるなんてことはしませんが、おかゆがあったりフォーと野菜の炒め物なんかがありました。
東南アジアらしいデザートも。
フルーツも同様で、スイカやグアヴァ、ドラゴンフルーツとかバナナがありました。
東南アジアのフルーツは甘くて、どの国行ってもこれでもかっていうくらい食べてます♪
ラウンジ内の飲み物
続いては飲み物。
ソフトドリンクやアルコール類は1箇所にまとめて用意されています。
常温のミネラルウォーターやレモン水がありますね。
ワインも奥に見えていますが、ローズラウンジと同じ種類の赤、白それぞれ2種類ずつ用意されていました。
ビールは同じく3種類。
- SAIGON SPECIAL
- SAGOTA
- 333
こちらのラウンジには、普通のペプシコーラや7UPがありますねー。
逆に、ヨーグルトはこちらには用意されていませんでしたね。
まとめ
ホーチミン(タンソンニャット)国際空港にある「オーキッドラウンジ」について紹介しました。
天井が高くて広々とした空間になっていて、食事や飲み物も一通り揃っているので、ゆったりと搭乗までの時間を過ごすことができるラウンジだと思います。
ラウンジの運営がSASCOという会社でローズラウンジと同じなので、提供されている食事や飲み物の内容はほぼ同じになっています。
ただこちらのラウンジはプライオリティパスで利用できるので、航空会社などからのインビテーションがなくても利用できるので、そういう場合には是非利用したいですね。