フィリピンペソの新紙幣への交換期限がせまっているそうです。数年前にフィリピンに旅行に行ったっきり・・・という方で、ペソが手元で眠っている場合は注意が必要です。
フィリピン・ペソ新紙幣への交換期限が迫っています
フィリピンで現在使える紙幣は2010年より発行されている、上の図右側で示されている、
- オレンジ色の20ペソ
- 赤色の50ペソ
- 青紫の100ペソ
- 緑色の200ペソ
- 黄色の500ペソ
- 青色の1,000ペソ
の6種類が使えます。
(青色が強かった100ペソ札は1,000ペソ札と間違われるという理由から、紫がかった現在の紙幣に改められ、100ペソ札は青と紫の2種類が流通しているそうです)
1985年から発行されていた旧札は、2015年中はまだ日常的に使用できたり空港や現地の両替所で交換できていたそうですが、今年2016年1月からは支払いで使うことが禁止されており、フィリピン中央銀行及び現地の銀行窓口でのみ交換可能という状況とのこと。
そして来年2017年1月1日より旧紙幣は、使用も銀行での交換もできず金銭的価値は無価値になります。
今年とか去年くらいにフィリピンを訪れているくらいであれば、おそらく新紙幣で支払いなどがされていたと思うのであまり気にしなくても大丈夫でしょうが、それ以前にフィリピンを旅行していて、現地通貨を保有している場合には、最悪、無価値になってしまいそうです。
もう既に旧紙幣での取引はできませんので、現地で支払おうと旧紙幣を出すと受取拒否されてトラブルになるケースもあるそうです。
これから年末などでフィリピンを旅行しようと計画していて旧紙幣を持っている場合には、現地での支払いなどには注意したほうが良いですね。
私の手元で眠っているペソたち
何を隠そう、私自身がフィリピンペソの旧紙幣を持っています。。(苦笑)
旧紙幣が使えなくなるなんてつい最近知りましたし、それどころか、旧紙幣と新紙幣が混在していたことも知りませんでした。。
昔のパスポートで確認したら、最後にフィリピンを訪れたのが2013年1月末でした。もう3年以上も前なんですねー。こんな感じの紙幣でフィリピンペソをいくらか持っています。
数えてみると、1,620ペソありました。今の為替レートで計算すると、約3,500円相当ですね。18.5ペソほどですがコインもあります。コインはまだ使えるのかな・・?
私が保有している旧紙幣で、もう間もなく無価値になってしまうのが、500ペソ札3枚と20ペソ札1枚です。
あと2ヶ月ほどで1,520ペソが金銭的は無価値になってしまいます。
とは言え、今年中にフィリピンにいくことなんて無さそうだし、このまま保有し続けるしかなさそうです。30年くらい保有したら、今の価値を超えたりしないかな…
旧紙幣と新紙幣の見分け方
ちなみに、新紙幣と旧紙幣の見分け方は、右上の紙幣番号のフォントデザインで判断することができ、旧札の紙幣番号のフォントサイズは全桁で統一されていることに対し、新札の紙幣番号は右の桁に進むにつれ大きくなります。
新紙幣のデザインは、偽造対策のための肉眼では見えない文字や見る角度によって変化する模様、目の不自由な方に対して凹版印刷のバリアフリー技術なども取り入れられているそうです。
まとめ
2017年1月1日からフィリピンペソの旧紙幣が使用も銀行での交換もできなくなります。
これからフィリピンを旅行される方で、ギリギリ2016年内に間に合う方は銀行で両替をするのがベストでしょう。それ以降は交換も不可能ですので、うっかり支払いなどに使用しないよう注意されてください。
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