海外旅行などで余った外貨の扱いに困っていませんか?
最近だとポケットチェンジというサービスもありますが、帰国時に手続きを忘れたり行ける範囲に端末がない場合にはどうしようもないですよね。
そこで今回は、プリペイドカードの「Pollet Millionカード」に、自宅にいながら簡単手続きで余った外貨をチャージ(買取)をしてくれるサービスについてご紹介します。
海外旅行に行くと外貨が余って困っていませんか?
SFC/JGC修行だったり特典航空券なんかでの旅行だったり、皆さんいろいろと世界各国に行かれていると思います。
そして日本に戻ってきた際に、使い切れずに余ってしまった外貨があると思いますが、皆さんどうされていますか?
いま私の手元にある外貨を並べてみました。
全然使っていない/使う予定もない通貨もありますが、アジアを中心にけっこう種類ありますねー。
- 米国ドル
- ユーロ
- 中国元
- 台湾ドル
- マレーシアリンギット
- ベトナムドン
- 香港ドル
- マカオパタカ
- タイバーツ
- シンガポールドル
- フィリピンペソ
- インドネシアルピア(硬貨のみ)
- オーストラリアドル(硬貨のみ)
全部で13通貨ありました。
ちなみに、このフィリピンペソはたぶんもう使えません…
普段はそれぞれを封筒に小分けにして保管していますが、海外行くときは訪れる国の封筒(通貨)を持っていって機内で財布の中身を入れ替えています。
新しい国を訪れるとまた紙幣と硬貨が増えて重たくなっていくわけですが、紙幣はまだ良いのですが、できれば硬貨は何とか処分したいなぁといつも思っています。
最近はポケットチェンジの利便性が向上してきているので、それを活用している方も多いかもしれません。
→ ポケットチェンジ
ただ今回はそれではなく、Pollet(ポレット)カードというプリペイドカードの残高にチャージするという方法を試してみました。
Pollet(ポレット)カードとは

Pollet Millionカード
ポレットカードとは、ポイントモール・ハピタスの運営会社オズビジョン、その子会社のPolletが、三井住友フィナンシャルグループのセディナカードと提携して発行している国際ブランド付きプリペイドカードです。
上の写真のようなカードタイプの「Pollet Millionカード」、オンラインのVisa加盟店専用の「Polletバーチャルカード」の2種類があります。
気になる発行手数料ですが、
- Polletバーチャルカード:無料
- Pollet Millionカード:500円(初回チャージ時に減算)
となり、年会費はともに無料となっています。
それ以外の項目でも特徴を比較表にまとめてみました。(公式ページ)
Polletバーチャル | Pollet Million | |
---|---|---|
券面 | ![]() |
![]() |
発行までの時間 | 1分程度 | 最大2週間程度 |
発行手数料 | 無料 | 500円(初回チャージから減算) |
年会費 | 無料 | |
有効期限 | 5年(1年間利用がない場合は有効期限に関わらず失効) | 5年 |
年齢制限 | なし | 16歳以上 |
身分証明書 | なし | 必要 |
利用可能店舗 | 国内と海外のVisa加盟店 ・国内:ネットショップのみ ・海外:ネットショップのみ |
国内と海外のVisa加盟店 ・国内:実店舗/ネットショップ ・海外:実店舗/ネットショップ |
海外事務手数料 | 4.5% ※海外加盟店からの決済の場合 |
4% ※日本円以外での決済の場合 |
残高の上限 | 10万円 | 100万円 |
1回のチャージ上限 | 3万円 ※チャージ手段によって異なる |
50万円 ※チャージ手段によって異なる |
月間のチャージ上限 | 12万円 | 上限なし |
有効期限内のチャージ累計上限額 | 100万円 | 上限なし |
チャージ方法 | ポイントサイト 金券・外貨 LINE Pay(LINEポイント) アフィリエイト報酬(アドボンバー) ビットコイン(bitFlyer(円建て)) |
左記に加えて、 クレジットカード 銀行振込(ペイジー) |
チャージキャンセル | 不可 | |
解約料 | 全残高 |
プリペイドカードですので、原則としてクレジットカードのような与信審査は不要ですが、
- Polletバーチャルカード:誰でも持てる(身分証明書も不要)
- Pollet Millionカード:16歳以上(身分証明書が必要)
という保有条件があります。
もちろん、三井住友FGのセディナが発行しているとはいえ、プリペイドカードで予めチャージしてある残高内でしか利用できませんので、クレジットカードのような口座引落は不要ですし三井住友銀行に口座がなくても利用できます。
チャージ時に0.5%還元

国際ブランド搭載型のプリペイドカードは利用時にポイントが貯まるカードが多いですが、ポレットカードはチャージ時に0.5%増量される点が魅力的です。
チャージ方法はポレットカードのタイプによって異なりますが、けっこう幅広くチャージできる方法が用意されています。(※上記表を参照ください)
0.5%増量されるチャージ方法は次のようになっています。
- ポイントサイトのポイント
- アフィリエイト報酬(アドボンバー)
- クレジットカード・銀行振込(※翌月末に反映)
金券・外貨・商品券・ビットコインからのチャージも可能

2019年7月8日からは、金券、外貨、商品券などを「Pollet Millionカード」「Polletバーチャルカード」にチャージできるようになりました。
Polletアプリから「金券・外貨チャージ」を選択し、金券や外貨などのチャージしたいモノを探して申し込みます。
Pollet Millionカードに余っている外貨でチャージしてみました
ということで、手元に余っている外貨の一部をPollet Millionカードにチャージしてみることにしました。
私がやった時はキャンペーンを開催していて、
- 郵送手数料が無料(通常は180円)
- チャージ最低金額が1円(通常は下限1000円〜上限9819円)
という試してみるにはとても良い条件でした。できれば常時やってほしいですけどね。
2019年10月1日〜2020年3月31日までの期間、通常180円の郵送手数料が無料になるキャンペーンを開催しています。
最初にすることは、スマートフォンのPolletアプリ内で「金券・外貨」のチャージ申請を行います。
こちらが私の行った内容です。

外貨のチャージですが、数量を入力している最中に紙幣・硬貨それぞれの買取金額が表示され、その合計額が「566円」でした。
チャージ先は「Pollet Millionカード」を選択しました。(もちろんPolletバーチャルも選択可能)
こちらがその内訳です。

本当は硬貨をたくさん買い取って欲しいのですが、現時点では硬貨を買取しているのは米国ドルとユーロのみとなっているので、とりあえずこのような内容で申請しました。
申請後数日すると、以下のような封筒が自宅に送られてきます。

内容物ですが、
- 返送用のスマートレター(送付先、依頼元は既に印刷貼付済み)
- 返送手続きを解説した用紙
が入っていました。


=== [2020年2月追記] =========
最近改めて利用したところ、返信用の封筒が変わっておりました。
スマートレターから専用封筒に変わっています。


なお、外貨チャージの手順自体に変わりはありません。
=========================
今回買い取りしてもらった通貨はこちら。硬貨が少しでも減ったのは嬉しい。

これら通貨を返送後、数日経ってPolletアプリで確認すると、以下のように当初の買取金額「566円」と同じ金額がチャージされていました。

アプリで申請して、返送用の封筒に入れて返送するだけ。自宅にいるだけでできます。とても楽チンですね!
ポケットチェンジなどは設置箇所はどんどん増えていますが、帰国時に忘れたり行ける範囲に端末がない場合にはどうしようもないですが、ポレットカードへのチャージであればそのような問題は解決できますね。
なお、入金時には0.5%の上乗せは無いチャージ方法です。
Polletカードの残高(端数)を使い切りたい場合
有効期間は5年!残高の失効に注意
ポレットカードの有効期間はカード発行から5年間となります。(Polletバーチャルは1年間利用がない場合は有効期限に関わらず失効します)
Pollet Millionカードで有効期間が終了した場合でも、以下3つの全てに該当する場合は、自動的に登録してある住所へ新しいカードが送られてきて、有効期間が5年延長されます。
- カードの有効期限の1年以内に利用実績あり
- カード残高が1円以上
- カードの利用停止や解約をしていない
これを満たしていない場合は新しいPollet Millionカードは送られてこず、有効期間満了後1年経過時にポレットカードの残高がなくなります。
ポレットカードに残高があり、継続的に使いたい場合は、有効期間終了前の1年間に1回は使っておくようにしましょう。
上手く使い切れない端数残高はAmazonギフト券で使い切ろう
とは言え、残高次第ではコンビニなんかで買い物しようと思っても上手く使い切れないことはあると思います。
ポレットカードに残った残高を使い切りたい場合は、15円~50万円の範囲にて1円単位で購入できるAmazonギフト券を買うことをオススメします。
以前、他のプリペイドカードでも紹介した方法ですね。
といのも、Amazonギフト券は自分用にも買うことができるからですね。
Amazonギフト券(チャージタイプ)ですと、直接、自分のアカウントの残高にプラスされるので、特にアマゾンを利用する人には便利です。
しかも以前は有効期限が1年でしたが、2017年4月下旬から10年間に伸びたのでとても使いやすくなりました。

Amazonギフト券(チャージタイプ)の購入画面では、次の中から金額を選択できます。
- 5,000円
- 20,000円
- 40,000円
- 90,000円
また、15円~50万円までの任意の金額を入力して、1円単位で購入金額を直接指定することも可能です。
そして決済画面でポレットカードの情報を入力して決済すればOKです。
まとめ
プリペイドカードの「Pollet Millionカード」に、自宅にいながら簡単手続きで余った外貨をチャージ(買取)をしてくれるサービスについて紹介しました。
似たようなサービスでポケットチェンジもありますが、帰国時に手続きを忘れたり行ける範囲に端末がない場合にはどうしようもないですが、ポレットカードへのチャージであれば自宅にいながらにして手続きができるので、そのような問題は解決できます。
使わない余った外貨はプリペイドカードにチャージしてショッピングなどで利用し、どうしても使い切れない端数処理にアマゾンギフト券にして使ってしまう、というのが無駄にならずに活用していけるオススメの方法だと思います。
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