ANAマイルを使った特典航空券で、ドイツ・ミュンヘンとスペイン・バルセロナをメインに旅行してきました。
全体のスケジュールはこちらの記事を参考にされてください。
さて、ミュンヘンでオクトーバーフェストを楽しんだ後は、バルセロナに来ました。
初めてのバルセロナ訪問ということで、観光名所で定番中の定番である「サグラダファミリア」に行ってきましたので、写真や動画で詳しく紹介したいと思います。
サグラダファミリアとは
1882年に着工してから現在も建設が続く未完成の教会。
2005年には世界遺産に登録され、毎年約450万人が訪れる観光名所として知られていますが、建築家ガウディが中心となって設計されました。
ガウディの死後ちょうど100年に当たる2026年に完成を目指して、現在も急ピッチで工事が進んでいます。
アクセス
地下鉄のL2線とL5線にあるサグラダファミリア駅(Sagrada Familia)で下車します。
構内の案内に従って地上に出ると、目の前にサグラダファミリアがそびえ立っているので、まず迷うことはないし大丈夫だと思います。
事前予約方法
サグラダファミリアには事前予約してから行くことをオススメします。
予約は「Clorian」というチケット予約WEBサイトから購入できます。
行くならぜひ塔の上に登ってほしいので、ここでは「TOP VIEWS」というタイプを選択してみます。
続いて、訪れる日にちと人数を選択します。
現時点では、大人(30歳以上)は29ユーロになっています。
続いて、
- 塔の種類
- エレベーターに乗る時間帯
- 詳細時間
を選択します。
塔の種類は以下の2つです。
- 受難のファザード(Tower on the Passion facade)
- 生誕のファザード(Tower on the Nativity facade)
詳細時間の隣の数字は、チケットの残り枚数になっています。
選択したら「ADD TO CART」をクリックします。
すると、選択した内容の確認画面が表示されます。
初見だとわかりにくいですが、先ほど選択した詳細時間の15分前に聖堂(Sagrada Familia)に入るという意味です。
「Towers」のほうが先ほど選択した詳細時間に設定されていますね。
あと必要であれば、音声ガイドも一緒に申し込んでおくと良いと思います。
より深く理解できると思います。
すべてをカートに入れたら、あとは申込者の詳細情報を入力してクレジットカードで決済して完了です。
決済する際は、決済通貨をユーロに指定するとうまくいくことが多いようです。
決済が完了するとメールでPDFが送付されてくるのでそれをプリントアウトして持っていくか、スマホで表示できるようにしておきましょう。入場する際に必要となります。
見学の流れ
見学の流れですが、
入場したらエレベーターへ向かう(※予約した塔のエレベーターなので間違えないように注意)
↓
塔にのぼる(上りはエレベーター、下りは階段)
↓
聖堂の中をゆっくり見学
↓
出口近くにある地下博物館を見学
という流れになります。
フライト遅延で到着日の見学はできませんでした・・
サグラダファミリアには2つの塔(生誕のファサード/受難のファサード)があって、見える景色も(少し?)違うようだし時間帯によっても雰囲気が違うだろうということで、塔と時間帯を変えて2回の予約をしていました。
しかし、当日ツイートしていたように、、
ミュンヘンからバルセロナに到着!
ただフライトが1時間遅れて、予約しているサグラダファミリアに間に合うか超微妙…😭 pic.twitter.com/fK3LicPGWz— タッキー@ANAプラチナ (@anaken_syocho) 2018年10月5日
結局、予約の時間には間に合わず見学はなりませんでした。
ということで、その日は早々と飲みに繰り出し、翌日改めて訪問となりました。
やっと今日来ることができました!
今から見学してきますー pic.twitter.com/plq3hK3RNJ— タッキー@ANAプラチナ (@anaken_syocho) 2018年10月6日
エントランス前の景観だけでも圧倒されます
サグラダファミリア駅を地上に出ると、よくTVとかで見た光景が目に飛び込んできます。
中に入らなくても、これだけのものを見ることができます!
周辺では写真を撮る人でかなり賑わっています。
お土産を売っている売店なんかもあったりします。
ここから見ているだけでも、このスケールに圧倒されました。
こちらはいわゆる「生誕のファサード」と呼ばれる塔のほうですが、近くで見ると繊細な彫刻があしらわれていることがわかります。
さて、それでは中に入っていきましょうー。
日本語のオーディオガイドを聞きながらツアー開始
入場の仕方
現時点では、入り口が「生誕のファザード」側になっています。(「受難のファサード」側になることもあるようです)
入場の時間になってスタッフにチケットの提示をすると中に入っていけます。
でもすぐに見学できるわけではなく、空港のような手荷物検査があってX線検査が行われます。
手荷物検査が終わったら、自動改札機にチケットのQRコードをかざしてやっと入場となります。
無線機のようなオーディオガイドを借りてツアー開始
オーディオガイドは階段をのぼって、生誕のファザードの階段をのぼって一番右側の入り口を入ったところでレンタルできます。
聖堂内に再生番号が表示されているので、それと同じ番号を押すと案内の音声が指定した言語で流れてきます。
返却は出口近くに返却ポストがあるのでそこへ入れて完了です。
例えば、この案内には「1-2」と書かれているのでそれを機械に入力すると、この周辺で確認できるものの説明がされる、といった具合です。
まず最初は、完成模型が展示されています。
黒塗りで少し分かりにくいかもしれませんが、今と見比べてみるとこれからどこが造られていくのかわかります。
ちなみに、みんな電話しているように見えますが誰か友達とか家族に電話しているわけではなく、無線機のようなオーディオガイドを聞いているのでこんな光景になっています(苦笑)
随所にこういった文字での説明もされています。
サグラダファミリア外部-生誕のファサード側(東側)
生誕のファサード側から入ったので、見学はこちらを先に見ています。
キリストの誕生から幼少期を表現しているとのこと。
こちらの生誕のファサードにおいて、我々日本人がぜひとも知っておきたい人物がいます。
それは日本人彫刻家の外尾悦郎(Sotoo Etsuro)さん。
生誕のファサードを飾る楽器を奏でる天使たちの像を彫った方です。
サグラダ・ファミリアのアートディレクターに任命されて、ガウディの心を最も深く受け継いだ男とも言われているそうです。
さて、それでは聖堂の中に入っていきましょう。
サグラダファミリア内部
内部に入るとそこには神秘的な空間が広がっていました。とても言葉では表現できません(正しくは語彙力がない笑)。
写真では伝わりにくいとは思いますが、多くを写真に収めてきましたのでぜひお楽しみください。
これは聖堂を支える柱の位置や太さなどを表した模型です。しかも足元にあります。
中心部ほど重量がかかるので、それに耐えられるよう中心に近いほどより強度の高い石を使い太く設計されているそうです。
石が違うので柱の色も異なっているというわけですね。
聖堂ですので、礼拝も行われていました。
12時くらいになった時にスピーカーから礼拝の音声が流れてきたときの動画を撮りましたので、こちらもぜひご覧ください。
動画ですので大きなデータサイズとなり、安定的に再生するにも通信速度の速い通信環境下で視聴されることをオススメします。
また、再生時には音声が流れますので周囲には配慮して再生してください。
サグラダファミリア外部-受難のファサード側(西側)
「生誕のファサード」とは反対の出入口から出ると「受難のファサード」側に出ました。
先ほどの生誕のファサードとは彫刻が全く違いますね。とても直線的な表現になっていますね。
こちらの受難のファサードでは、キリストの最期の時が表現されているとのこと。
資料室も見学できます
サグラダファミリアの隣に資料室もあるので、そこも見学してきました。
サグラダファミリアの年表ですね。
ガウディの肖像画。
聖堂を支える石柱の立体模型。
現在は中央にそびえ立つ一番高い塔がまだ完成していませんね。
完成すると172.5mの高さになるそうです。
受難のファサードの上から見渡すバルセロナ市内
今度は塔の上からバルセロナ市内を見に行こうと思います。
生誕のファザード・受難のファザードともに上りはエレベーター、下りは階段になります。
階段は非常に狭いので、リュックなどの大きい荷物はロッカーに預けるよう言われます。(エレベーターの近くに返金式のコインロッカーがあります)
すれ違うのはほぼ無理なほどに狭いです。
さて、今回は受難のファサードに登りました。
遠くは少しモヤがかかった感じになっていましたが、素敵なバルセロナの街並みを見ることができました。
地中海がきれいに見えなかったのは残念でしたね…
こんな感じで細かい装飾やデザインを間近で見ることができます。
一度は塔にまで登って見学して欲しいなと思います。
階段を下に覗くと。。。
けっこうな高さがあります。高所恐怖症の方は下を見ないようにしましょう。
下りの螺旋階段には小窓があったり、少し外に出られる場所があるので、そこから景色や塔の彫刻を見ながら降りることができます。
まとめ
バルセロナにある世界遺産、サグラダファミリアをご紹介しました。
行くまでは特徴的なデザインの未完成の教会というくらいの認識しかありませんでしたが、近くで見るとそれぞれの彫刻に意味があり、またこれだけの構造物を支える石柱の存在、光や色で神秘的な教会内部の雰囲気はまさに息を飲む素晴らしい空間が広がっています。
これは行った人にしか味わえないものがあると感じました。
2026年に完成を目指していますが、未完成の状態やある意味貴重な工事中の様子も味わえるのも今だけ。
完成したらまた改めて行ってみたいなと思っています。
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