ANAマイルを使って特典航空券を発券したシンガポール航空ビジネスクラス(A350-900MH:Medium Haul;ミディアムハウル)で、シンガポールから関空へのフライトに搭乗したレビューをご紹介したいと思います。
「Medium Haul;ミディアムハウル」とは中距離仕様のことで、2020年1月1日からシンガポール=関空間のA330-300型機はこのタイプの機体に変更されました。
ANAマイル特典航空券で2020年の年明けは東南アジア旅行に行ってました
ANAマイルを使った特典航空券で、ベトナム・ハノイなどいろいろ乗り継ぎしながらマレーシア・クアラルンプールを最終目的地に旅行してきました。
全体のスケジュールやどういったプランかなどはこちらの記事を参考にされてください。
今回は復路でシンガポールから日本(関空)に帰国するフライトを紹介したいと思います。
待ち時間無しのチェックイン
前日の夜にクアラルンプールからシンガポールに到着し、空港近くのホテルにて宿泊。
6時にはチェックアウトしてチャンギ空港第3ターミナルにやってきました。
このとき朝6:30。我ながら、よく頑張って早起きしたと思います。苦笑

ビジネスクラスのチェックインカウンターは行き先に関わらず手続き可能で、カウンターのほとんどがオープンしていたので待ち時間もほぼなくチェックイン手続き完了。

このあと搭乗まで、シンガポール航空のシルバークリスラウンジにて過ごしました。
搭乗開始しました
ラウンジを後にして搭乗ゲート前にやってきました。
上級クラス向けのレーンは空いているようです。それでは早速進んでいきましょー。

今回お世話になる、シンガポール航空のA350-900MH(ミディアムハウル)。

反対側にはA380がいたので、こちらも記念にパチリ。


それでは機内に乗り込んでいきましょう!
シンガポール航空A350-900MHのビジネスクラスは1-2-1のスタッガードシートタイプ
今回の機材はA350-900(A359MH)のビジネス・エコノミー合計303席のもので、ビジネスクラスは1-2-1のスタッガードシートタイプの座席配置になっています。

シートピッチは60インチ(約152cm)、シート幅は28インチ(約71cm)となっています。
座席の上には毛布や枕がすでに置かれています。

オットマンの奥行きもけっこうあり、フルフラットにした時は身長171cmの私ではかなり余裕がありました。

普通に座った時の、足元の広さはこんな感じ。

モニターサイズとしては普通に十分な大きさでした。(正確なインチは不明)
モニター上は引っ張れるようになっていて、モニターを少し下向きに傾けることができます。
シートをベッドのようにした時でも、モニターを見やすくしているということですね。

ヘッドホンやスリッパ、耳栓に靴下はこちらに。
靴下のアメニティは初めてでした(^^)

サイドテーブルと、シートリモコン、モニターリモコンはこんな感じ。

通常はディスプレイがOFFになっているのですが、軽くタップするとONになり、あとはタッチパネルで操作できるようになります。

またライトも3種類あって照らすエリアが異なり、左からテーブル用、読書用、ベッド使用時用のような感じに分かれていました。
これ使い分けると地味に便利ですよ。

通路を挟んだ隣の席はこんな感じに見えます。
顔の部分に大きなシェードが張り出しているので、相手の顔が視界に入ることは無いですね。

ビジネスクラスは40席あります。
この写真で見えている前方エリアには28席あります。

この後ろ側あるトイレや非常口を挟んで、12席あります。

ウェルカムドリンクはリンゴジュースベースの特製カクテルを頂きました♪

この時のビジネスクラスの搭乗率は4〜5割程度だったかと思います。
食事&ドリンクメニュー
機内食用のメニューはシートに予めセットしてあったので早速チェックしていきましょう。

このフライトでは私は食べませんでしたが、かなりラーメン推しですね。

こちらが和食のメニュー。

そしてこちらが洋食のメニュー。
メインは、
- 牛頬肉の赤ワインソース煮込み
- 名物シンガポール風チキンライス
- けいすけ味噌豚骨ラーメン
から選択します。


続いて、ドリンクメニュー。
シャンパンはローラン・ペリエ。

白ワインはシャブリなど2本。(メニューには4本載ってますがその時によって異なる)


赤ワインは3本。

フォーティファイドワイン(醸造過程でアルコールを加え度数を高めたワイン)もありました。

こちらはカクテルメニュー。
シンガポールスリングもありますねー。
昔、ラッフルズホテルにあるロングバーでシンガポールスリングを飲みに行きました。

こちらはウィスキーやウォッカなどに加え、日本酒もこちらにありました。

このあたりはノンアルコールカクテル。

その他のソフトドリンク。

コーヒーはillyのもののようですね。


紅茶はTWGのようです。

お茶類もけっこう種類がありますね。

ドリンクメニューは種類が豊富ですね。
特にソフトドリンクが充実しているように思いました。
朝日を見ながらの離陸
タキシング中はいろいろな航空機を見るのが楽しいです。

JAL機が横切っていったり。


程なくして離陸しました。
太陽が海面に反射していますねー。


右に大きく旋回しているところ。

高度が上がるにつれて外は青っぽくなってきました。

シンガポールの沖合に停泊する船は、ある種シンガポールらしく感じます。


食事は洋食、メインはシンガポール風チキンライスをセレクト
ドリンクはまずはシャブリをオーダー。

出発が8:25のフライトだったので、最初はアルコールなどのドリンクとナッツだけの提供でした。
確か日本時間で11時頃から昼食を用意しますと言っていました。
映画を観たりして過ごしていると昼食の前菜が運ばれてきました。昼食は洋食をオーダー。
この時から飲み物は赤ワインに変えました(^^)

そしてメインにはシンガポール風チキンライスをオーダー。
このチキンライス、めちゃくちゃ美味しかったです!
御飯にしっかりと味がつくよう炊き込んであるし、チキン自体もとても柔らかく、チリソースや醤油ベースソース、ガーリックソースなんかで味変も美味しく楽しめます。

デザートにはクッキーアンドクリームのアイスクリーム。

その後はチーズなどと一緒にワインを飲んでました。

やはり日中の便だと食事やアルコールをしっかりと楽しめるので、こういう時間帯のフライトが良いですねー。
機上からの景色はいつ見ても美しい
いつ乗っても機上から見る景色って素晴らしいと思うんですよね。

こういう澄み切った青い空なんかは、見てるだけでどこか感動してしまいます。


予定より少し早く大阪・関西国際空港に到着
フライト時間は6時間程度で、映画みたりしながら過ごしていました。
予定より20-30分早く到着できそうとのアナウンスがあり、目的地である関空が近づいてきました。

関空は海の上なので、海面ギリギリを飛んでいる感じになります。

この日はちょっと雲の多い天気でしたね。


ということで、大阪・関西国際空港に無事到着しました。
まとめ
ANAマイルを使って特典航空券を発券したシンガポール航空ビジネスクラス(A350-900MH:Medium Haul;ミディアムハウル)で、シンガポールから関空へのフライトに搭乗したレビューを紹介しました。
ビジネスクラスは1-2-1のスタッガードシートタイプのシートが40席配置され、シートピッチは60インチ(約152cm)、シート幅は28インチ(約71cm)となっていてとてもゆったりと過ごせます。シートもとても機能的に作られています。
また機内食もかなり充実していて個人的には大満足のフライトでした。
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