ルフトハンザ航空でドイツ・ミュンヘン空港からスペイン・バルセロナ空港に向かう際に、ルフトハンザ航空の「セネターラウンジ(Senator Lounge)」を利用しました。
今回はそのレポートをしたいと思います。
セネターラウンジ@ドイツ・ミュンヘン空港
まずこのラウンジの入室条件や営業時間、場所を確認しておきましょう。
入室条件
まず、ルフトハンザ航空のラウンジは主に以下の3タイプあります(フランクフルト空港にはウェルカムラウンジもありますが今回は割愛)。
- ファーストクラスラウンジ
- セネターラウンジ
- ビジネスラウンジ
どのラウンジを誰が利用できるのか一覧にしてみました。
利用者\ラウンジタイプ | ファースト | セネター | ビジネス |
---|---|---|---|
ルフトハンザ or スイス航空ファーストクラス搭乗 | ○ | ○ | ○ |
Miles&More HON Circle会員カード | ○ | ○ | ○ |
スターアライアンスファーストクラス搭乗 | ☓ | ○ | ○ |
スターアライアンスゴールドメンバー | ☓ | ○ | ○ |
Miles&More セネターカード | ☓ | ○ | ○ |
ルフトハンザ or スターアライアンスビジネスクラス搭乗 | ☓ | ☓ | ○ |
ルフトハンザプレミアムエコノミー搭乗 | ☓ | ☓ | △(要ラウンジ利用券) |
Miles&More フリークエントトラベラーカード | ☓ | ☓ | ○ |
- ”Miles&More”はルフトハンザ航空のFFP(マイレージプログラム)
- 同伴者は、ファーストクラス搭乗客・スターアライアンスゴールドメンバー・HON Circle会員カード・セネターカードの人のみ1名まで可能
表を見ていただくと分かりますが、ファーストクラスラウンジの利用条件はかなり厳しいですよね。
ルフトハンザ航空(もしくはスイス航空)のファーストクラス搭乗客かルフトハンザ航空の上級会員しか利用できませんからね。
ファーストクラスラウンジの次に位置するのが「セネターラウンジ」です。
こちらのラウンジは、
- スターアライアンス加盟航空会社(ルフトハンザ航空・スイス航空以外)のファーストクラス搭乗客
- スターアライアンスゴールドメンバー
もこのラウンジを利用することが可能です。
私のように日本に居住している人はまずルフトハンザの上級会員になることはないですが、SFCからのスターアライアンスゴールドメンバーにはなっている人はこのラウンジ利用が多くなるでしょう。
そして、最後が「ビジネスラウンジ」。
主にスターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス搭乗客はこちらを利用できます。
例えば、SFC(スターアライアンスゴールド)を持っておらずANAのビジネスクラスに搭乗する場合には、こちらのビジネスラウンジを利用することになります。
ということで、スターアライアンス加盟航空会社便のビジネスクラス搭乗でビジネスラウンジを利用することになるので、セネターラウンジはファーストクラスとビジネスクラスラウンジの中間ということが言えそうですね。(とは言え、セネターラウンジもビジネスラウンジも内容はほぼ一緒というオチですが・・)
SFCを持っているとスターアライアンスゴールドメンバーになれるという特典は、とても有り難いものだなと感じます。
詳しいSFCの説明についてはこちら↓
営業時間&ロケーション
ミュンヘン空港にはセネターラウンジ・ビジネスラウンジはいくつかありますが、搭乗予定便がターミナル2(サテライト)のゲートでしたので、そちらにあるラウンジを利用しました。
このラウンジは、毎日5:00〜22:00の時間で営業しています。
ミュンヘン空港のラウンジなどのロケーションはこちらから検索できます。
エントランス
ターミナル2(サテライト)に着くと、頭上の看板にゲートやラウンジなどの案内が出ていますので、それに従って進んでいけば見つかります。
ラウンジの入口は1つですが、内部がセネターラウンジとビジネスラウンジに分かれています。
まずは受付を済ませます。
ラウンジ入って左側がビジネスラウンジ、右側がセネターラウンジになっています。
受付時にどちらを利用できるか案内されます。
それでは早速、ラウンジ内の様子をご紹介していきたいと思います。
広々として落ち着いた雰囲気のラウンジ
エントランス付近にはルフトハンザのモデル機。
受付とは別に、コンシェルジュデスクもありました(見切れてるけど、この写真の左手手前側で男性が手続きしている場所)。
各地の新聞がありますが、日本語の新聞も置いてありました(確か日経だったかなと)。
鍵付きのロッカーもありました。
ロッカーに荷物預けられるのは、少し荷物が多いときの1人旅なんかだと食事取りに行く時とか荷物気にしなくて良いので有り難いですねー。
ビジネスセンターも完備されています。
この写真の右奥にもソファー席があり、かなり広々とした空間になっています。
ラウンジに入った時は確か10時半くらいだったと思いますが、全体で8割ほど埋まっている感じで席を探すのに苦労しましたね。
エントランス近くには、少し壁で仕切られたソファー席も完備。
ライトのデザインもオシャレですねー。
あと通路も広くて、スーツケース引いていても移動しやすい設計ですね。
食事するテーブル席もあればカウンタータイプの席もあって、カウンター席で飲んでいた欧米人はやはり脚長くて様になるなぁと思って眺めてました。
食事メニューは種類豊富でかなり充実
次は食べ物を紹介します。
パンはカイザーゼンメルとかいろいろありました。
クロワッサンとか、ドイツと言えばコレというプレッツェルももちろんありました。
ベーコンやマッシュルーム炒め。
こちらはハッシュドポテト。
ゆで卵とクルミがありました。
クルミは食事というかおつまみ的な扱いなんでしょうかね・・?
生野菜やハム類、チーズなんかもありました。
少し時間したら、メニューが変わっていました。
ドレッシングも増えていたりして、サラダも変わっていました。
手前から、グヤーシュスープとパンプキンスープ。
グヤーシュスープとは牛肉、ラードとタマネギ、パプリカなどから作られたハンガリー起源の料理で、ハンガリーではスープであるが、ドイツでは一般的にシチュー料理とのこと。
右側の2つは、ブレッドダンプリングとマッシュルームスープとのこと。
ブレッドダンプリング(センメルクネーデルとも言うらしい)とは、パンを材料に作られた日本で言うところのつみれみたいなものらしいです。
こちらは何か分かりませんでした…
シリアル類もたくさんありますね。
ナッツやスナック菓子、上の棚はお菓子とかでしょうかね。
フルーツは種類は少ないですが、少し置いてありました。
こちらのデザートはとても美味しかったです♪
食事メニューとしては、お腹をしっかり満たせるものから軽くつまめるものまで豊富に揃っていました。
ドイツビールをビールサーバーで!充実したドリンク類
続いては飲み物。
ビールサーバーがあって、ヴァイスビアとレーベンブロイの2種類。
まだ昼前でしたけど、今回の旅ではもうこれでドイツ最後なのでヴァイスビアにしてみました(苦笑)。
ノンアルコールの瓶ビールも置いてあって、左側2種類はわからないのですが(たぶんビールじゃない)、
- Beck’s beer(シルバーのキャップ)
- Spaten Franziskaner Hefe – Weissbier Alkoholfrei(青のキャップ)
がありました。
これだけビールを揃えてるのは、さすがドイツって感じですねー。
赤ワインや白ワインもあります。
ウィスキーや各種スピリッツ類もあり、カクテルなんかも自作できますね。
ソフトドリンク類はサーバータイプ。
水や炭酸水はこちらのサーバーから(たぶん)。
コーヒーマシンでドリップコーヒーが淹れられます。
紅茶は「アイレス/Eilles」というブランド。
知らなかったので調べてみると、元々はチョコレート店からスタートし、現在は珈琲や紅茶の販売もしているそうです。
なんでもバイエルン王室御用達なんだとか。かなりの高級品です。
マリエンプラッツ駅の近くにあるそうですので(他にもあると思うけど)、これはお土産に買うととても喜ばれそうですね。
あと、このカウンターではドリンクをオーダーしている人がいました。
アルコールが入っているかは分かりませんでしが、何かオリジナルカクテルみたいなものでしたね。
オクトーバーフェストで散々飲んできましたけど、酒飲み旅のドイツ締めってことでやはりビールを。笑
ヴァイスビアはいわゆる白ビールですが、苦味が少なく昼から飲むビールには最適でした!
ロクシタンが備えられた十分な広さのシャワールーム
さて、このセネターラウンジにはシャワールームも用意されています。
シャワールームエリアにスタッフがいるので、搭乗券を渡して鍵を受け取ります。
フックや荷物置き台もあります。
シャワーはレイン・ハンドの2種類を切り替えられるもので、シャンプーなどアメニティはロクシタンが置いてありました。
お湯の出や温度も問題ありませんでした。
洗面台にはヘアドライヤーやハンドソープやボディローションも完備してありました。
まとめ
ミュンヘン国際空港にある「ルフトハンザ航空 セネターラウンジ」について紹介しました。
広々とした室内にゆったりと腰掛けられるソファーが多数配置され、ドイツビールや美味しいドイツ料理が豊富に用意されています。
また広くて快適なシャワールームがあり、深夜便の搭乗前なんかにはとても重宝するラウンジだと思います。
このラウンジはスターアライアンスゴールドメンバーであれば利用できます。
コメントを残す