SFC修行を解脱すると、国内線はANAに搭乗して日本各地に旅行に行きたいですよね?
でもANAマイルを使っての特典航空券よりも少ないマイルで、ANA国内線を利用することができます。
それが、ユナイテッド航空の「マイレージ・プラス」を利用する方法。
利用上、多少の制限というか難点がありますので、それも踏まえて詳しく解説していきたいと思います。
ユナイテッド航空とは?
まず、ユナイテッド航空について解説しておきたいと思います。
設立の経緯は、このように説明されています(wikipediaより)。
もともとはボーイング社の創始者であるウィリアム・ボーイングによって設立された「ボーイング・エアー・トランスポート」である。ボーイングは、航空関連企業数社の連合体として航空機の製造から運航までを手がける会社ユナイテッド・エアクラフト・アンド・トランスポートを設立し、ボーイング・エアーはその運航部門となった。しかし、1934年に独占禁止法(反トラスト法)によって分割され、航空機の製造部門はボーイング、エンジンなどの製造部門は現在のユナイテッド・テクノロジーズ、運航部門はユナイテッド航空として改めて独立した。
2002年12月に一旦は経営破綻するが、その後再建して2010年10月にコンチネンタル航空と合併して世界最大の航空会社(旅客キロベース)となりました。
現在は、ANAも加盟する航空連合スターアライアンスの中心的存在となっていて、ANAマイラーには比較的なじみがあるのかも知れませんね。
スターアライアンス加盟航空会社のほか、下記の航空会社と個別に提携しています。
- エアリンガス
- Aeromar
- ケープエアー
- グレイトレイクス航空
- 中国南方航空
- ハワイアン航空
- アイランドエアー
- ジェットエアウェイズ
- カタール航空
- ヴァージン・アトランティック航空
ユナイテッド航空「マイレージ・プラス」とは?
そんなユナイテッド航空のマイレージプログラムは「マイレージ・プラス」と呼ばれています。
ユナイテッド航空だけではなく系列のユナイテッド・エキスプレス、スターアライアンス加盟航空会社のマイル加算ができます。
日本国内では、
- JCB
- UCカード
- クレディセゾン
にて、それぞれ提携クレジットカードを発行しています。
私も、キャンペーンに乗ってクレディセゾンで発行しました。先日、バイマイルのキャンペーン案内が届いたりしましたね。
マイレージの有効期限
ユナイテッド航空のマイレージ・プラスの期限は18ヶ月です。
これは、マイルの加算または利用があった場合は、そこからさらに18ヶ月期限が伸びていきます。
ANAやJALだと有効期限は3年ですが、マイル加算されてから3年でしっかりと切れてしまいますので、こちらは計画的に利用していく必要があります。
マイレージ・プラスのマイルは、加算または利用があった場合にどんどん期限が延長していきますので、
- ユナイテッド航空ならびに提携航空会社のフライト利用で貯める
- 提携クレジットカード利用
- マイル提携パートナー利用(MileagePlusモールなど)
- ポイント移行
- マイル購入
- etc…
で、マイルの有効期限を延長すること可能です。
マイル提携パートナー利用で有効期限延長
提携クレジットカードを持っていれば、それで決済するのがもっとも簡単でしょうか。
ただ、提携クレジットカードをいない場合でも、マイル期限延長は可能です。
シンプルなのは、MileagePlusモールなどマイル提携パートナーを利用することです。
たとえば、そのMileagePlusモールを経由して、楽天ブックスで本やCDを購入すれば、注文金額200円につき1マイルが加算されます。
このマイル提携パートナー利用時の決済に提携クレジットカードを利用する必要もないので、非常に簡単だと思います。
ユナイテッド航空が、MileagePlusモールを終了すると発表しました。
終了日時は2019年8月30日(金)午前11:59。
もっともシンプルであったマイル有効期限の延長策が無くなることになりました。
他社ポイントをマイレージ・プラスに移行して有効期限延長
マイル有効期限延長のために、提携クレジットカードを発行して年会費を払ったり、それほど必要でないものを買うのもイヤだと思う方もいるでしょう。
提携クレジットカードのなかで、もっとも年会費の安いMileagePlus JCBクラシックカード(年会費1,250円+税)を所有するよりも、例えば、ANA陸マイラーであれば保有率の高いであろう三井住友カードのポイントを、Gポイント経由でマイレージ・プラスに移行するほうが、既に保有しているポイントの一部を移行すると考えれば、余計な費用が発生しないので割安と考えることもできるでしょう。
三井住友カードポイントのGポイント移行だけでなく、MUFGカード、ダイナース等でもユナイテッドマイレージ・プラスへのマイル移行が可能です。
やはり、ANA陸マイラーはこちらのクレジットカード。
マイル購入で有効期限延長
マイル購入(バイマイル)でも獲得対象になります(苦笑)。
キャンペーンの時にマイルを購入すると、マイル単価から考えると少し安く飛行機を利用することができます。
以上のような方法で、ほぼ無期限に有効期限を伸ばしてマイルを貯めることができます。
有効期限の切れたマイルの復元も可能
これはマイルの有効期限の延長ではなく、すでに有効期限の切れてしまったマイルを、お金を払って再度、有効化する方法です。
その費用は、25,000マイルごとにUS$50が必要です。
他の会員マイル口座へ移行も可能
有効期限とはあまり関係ありませんが、他の会員マイル口座へ、2,000マイル以上1,000マイル単位でマイル移行が可能です。
自分はもうユナイテッドのマイルを貯めていない(今後も貯めない)という場合に、2,000マイル以上持っている場合に、貯めている友人などに譲渡するのも1つの手ですね。
マイル単価をしっかり認識しているのであれば、1マイルあたり最大2円くらいなら買ってくれるのではないでしょうか…(私なら買いますね〜笑)
マイレージ・プラスの特典航空券はやはりANA国内線がお得
特典航空券の交換に必要なマイル数
ユナイテッド航空マイレージ・プラスの必要マイル数はこちらで公開されています。
マイレージ・プラス特典航空券必要マイル数チャート(PDF)(2017年3月31日公開版)
このPDFから、同一地域内と日本発着路線における必要マイル数を一覧にしてみました。
マイレージ・プラスの特典航空券には、
- セーバー特典:必要マイル数は少ないが、席に限りがある
- スタンダード特典:必要マイル数は多いが、用意している席も多い
というものがあります。
スタンダードはセーバーの倍のマイルが必要となります。
以下の表では、
- セーバー特典:Saver
- スタンダード特典:Std
として表現しています。数字は往復マイル数です。
種類 | 地域 | ユナイテッド利用 | スターアライアンス利用 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Yクラス | Cクラス | Fクラス | Yクラス | Cクラス | Fクラス | |||||
Saver | Std | Saver | Std | Saver | Std | |||||
同一エリア内 | 日本国内 | 10,000~16,000 | 32,000 | 24,000 | 48,000 | 32,000 | 64,000 | 10,000~16,000 | 24,000 | 32,000 |
北米内 | 20,000~25,000 | 50,000 | 50,000 | 100,000 | 70,000 | 140,000 | 25,000 | 50,000 | 70,000 | |
ヨーロッパ内 | 30,000 | 60,000 | 50,000 | 100,000 | 70,000 | 140,000 | 30,000 | 60,000 | 80,000 | |
日本発着 | オセアニア | 25,000 | 50,000 | 50,000 | 100,000 | 70,000 | 140,000 | 25,000 | 60,000 | 80,000 |
北アジア | 30,000 | 60,000 | 50,000 | 100,000 | 70,000 | 140,000 | 30,000 | 60,000 | 80,000 | |
南アジア | 45,000 | 80,000 | 70,000 | 120,000 | 110,000 | 160,000 | 45,000 | 80,000 | 120,000 | |
オーストラリア/ニュージーランド | ||||||||||
ハワイ | 50,000 | 120,000 | 80,000 | 200,000 | 125,000 | 260,000 | 50,000 | 100,000 | 160,000 | |
北米 | 70,000 | 150,000 | 130,000 | 340,000 | 160,000 | 380,000 | 70,000 | 150,000 | 220,000 | |
中央アジア | 70,000 | 180,000 | 110,000 | 360,000 | 150,000 | 400,000 | 70,000 | 130,000 | 220,000 | |
中東 | ||||||||||
メキシコ | 75,000 | 160,000 | 150,000 | 360,000 | 190,000 | 400,000 | 75,000 | 170,000 | 240,000 | |
中米 | ||||||||||
カリブ | ||||||||||
南米(北部) | 90,000 | 180,000 | 150,000 | 360,000 | 190,000 | 400,000 | 90,000 | 170,000 | 240,000 | |
ヨーロッパ | 90,000 | 200,000 | 130,000 | 380,000 | 160,000 | 420,000 | 90,000 | 150,000 | 230,000 | |
北アフリカ | 90,000 | 210,000 | 130,000 | 380,000 | 150,000 | 420,000 | 90,000 | 150,000 | 230,000 | |
中央・南アフリカ | ||||||||||
南米(南部) | 110,000 | 220,000 | 150,000 | 380,000 | 190,000 | 420,000 | 110,000 | 170,000 | 250,000 |
こうして見てみると、日本国内やオセアニア路線がマイル数が少ないことが分かりますね。
日本国内での特典航空券では、
- 片道5,000マイル(800マイル以下の路線)
- 片道8,000マイル(801マイル以上の路線)
となります(公式サイト)。
東京からだと沖縄や石垣島以外は800マイル以内に収まりますので、大抵は片道5,000マイルで利用することが可能です。
ANAマイルを使ったANA国内線特典航空券の場合、ローシーズンこそ同条件の片道5,000マイルですが、レギュラーシーズンは6,000マイル、ハイシーズンは7,500マイル必要です。
これに対してユナイテッドは通年で片道5,000マイルとなるため、沖縄路線を除くほとんどの国内線特典航空券は、マイレージ・プラスを使ってANA国内線を利用するほうが断然お得ということになっています。
ちなみに、この800マイルの計算は、出発地と最終到着地との距離で計算されます。乗り継ぎによってフライト距離がかさんでも最初と最後の都市間距離で計算されますので、後述しますが、乗り継ぎ複数回の非常に面白い旅程も片道5,000マイルで発券が可能になります。
他には、北アジア(韓国、台湾など)が片道15,000マイル必要なのに対し、オセアニア(グアム、フィジー、ニューカレド二ア ※オーストラリア、ニュージーランド除く)では片道12,500マイルです。
ですので、セーバー特典は非常に人気が高く、この路線はなかなか予約するのは難しいそうですね…
手数料
以下は、会員資格が一般会員の場合です。
- 予約手数料(オンライン)
- 出発日まで60日以内~21日前までの場合:無料
- 出発日まで20日以内の場合:75米ドル
- (出発日までの日数に関わらずコールセンターでの予約の場合:25米ドル)
- 変更・キャンセル手数料
- 出発日まで61日以上ある場合:75米ドル
- 出発日まで60日以内の場合:125米ドル
つまり、ANA国内線での利用を想定すれば、
- 出発まで20日以内の予約は75米ドルの手数料
- 変更・キャンセルは125米ドルの手数料
ということになります。
この部分が、制限というか難点ですので、3週間くらい前には予め日程がガッチリ決まっている場合に利用できるかなと思います。
ANA国内線特典航空券の予約は出発日の60日前から可能。
予約から発券までは3日間の猶予があり、キャンセル待ちが可能です。3日以内に席の確定、発券しないと旅程自体がキャンセルとなります。
燃油サーチャージがかからない
燃油サーチャージとは、原油高の影響で航空会社が運賃にプラスして徴収する燃料代のことです。
予約すると航空券の料金の内訳は、「運賃+税金+燃油サーチャージ」となっていますよね。
ANAやJALなどでは、燃油サーチャージは特典航空券であっても徴収されます(国際線の場合)。
今年4月以降に発券する航空券では、燃油サーチャージの徴収が再開されています。
それがユナイテッド航空の場合は燃油サーチャージ0円!
これはかなりのメリットですね!
発券上のルール
まず、ストップオーバー(24時間以上の乗り継ぎ)は往復航空券のみ、という決まりがあります。
片道5,000マイルでの乗り継ぎ旅程を利用するにあたっては、乗り継ぎ時間は12時間以内であること、とされています。
12時間以内であれば日付はまたいでもいいのですが、乗り継ぎは2回まで(=片道最大3区間まで)となっています。
ただ、サイトで検索してみると、12時間以上の乗り継ぎ旅程も表示してくるので、その場合は予約できるようです。
希望路線は事前にANAサイトで空席状況をチェック!
希望する路線・便が空いている日程がいつか知りたい場合には、ユナイテッド航空のサイトよりも、ANAの特典航空券ページで探した方が見やすくわかりやすいです。
ここで空きがあればユナイテッド航空マイレージ・プラスでも予約可能です。
例えば福岡発東京方面だとこんな感じで、見やすく表示してくれます。
実際に特典航空券の路線を探してみます
ユナイテッド航空の特典航空券の検索は、ユナイテッド航空公式サイトのトップページに検索フォームがありますので、そこから検索可能です。
出発地や目的地の検索は、空港コードや地名をアルファベットで入力するとサジェストが表示されますので、そこから選択すれば良いでしょう。
また、特典航空券の検索の場合は、「特典旅行の検索」にチェックを入れましょう。
詳細検索オプションで絞り込み
会員でなくても(マイルを保有していなくても)、実際に特典航空券の旅程を検索してみることは誰でも可能ですので、興味ある方は検索してみてください。
一度検索されたことがある方であれば分かると思いますが、乗り継ぎ便も表示する場合には、かなりの数の旅程を表示してきます。
マニアというか玄人であれば、そういう旅程を1つ1つ見て面白そうな旅程を妄想するのかも知れませんが、ある程度は絞り込みをしたい場合もあるでしょう。
その場合は、「全検索オプション」とか「詳細検索」からこのような条件設定画面に移動できます。
この中に、「希望の乗り継ぎ都市」と「除外する乗り継ぎ都市」というオプションがあり、ここで乗り継ぎ都市の絞り込み設定ができます。
ただ、あくまで私がやってみた限りでは、「希望の乗り継ぎ都市」で空港を設定してもそれ以外の乗り継ぎ都市も表示してくるので、私はいつも、”乗り継ぎしたくない空港”を除外する方法で絞り込んでいます。
空港コードや都市名をアルファベットで入力するとサジェストしてくれますので、それで「除外する乗り継ぎ都市」を設定していきます。
注意点としては、同一都市に複数の空港がある場合には設定に注意が必要です。
例えば、そのような都市として「東京」がありますが、東京には「羽田(HND)」「成田(NRT)」があるので、(時間的に可能な場合)地上移動も可能として候補を表示してきます。
乗り継ぎ便の検索例として、福岡発新千歳行きを検索してみると、
- 福岡ー羽田、羽田ー新千歳
- 福岡ー羽田、成田ー新千歳
という旅程例が出てきます。
この場合、除外する乗り継ぎ都市として「羽田(HND)」を設定しても、依然として②の旅程は表示されます。
検索オプションの「除外する乗り継ぎ都市」とは、区間の出発空港のみを対象に条件設定がされているようですので、旅程①の2区間目は「羽田発」なので除外されますが、旅程②の2区間目は「成田発」なので除外対象にならないということです。
細かい点ですが、検索結果の絞り込みに役立てば幸いです。
青森発福岡行きの検索例
唐突に青森が出てきましたが、実は私の生まれ故郷です(^^)
青森空港を発着しているANA便は、現在は新千歳空港と伊丹空港のみで、羽田空港はありません…
ANAで特典航空券を検索してみると、
運行がありませんと出てきます…
無理やりANAで特典航空券を取ろうとすると、例えばこんな感じで、
伊丹を経由する旅程で2区間の予約が必要となり、必要マイルは片道で15,000マイル!!にもなります。これではマイルがもったいなくて使えませんね…
でも、ユナイテッド航空ならどうでしょうか。
同じ旅程でも片道5,000マイルで発券可能です!!
旅割75が使える日程で運賃を調べてみると、
合計20,500円。マイル単価を計算すると、
- ANAマイル利用時:20,500円÷15,000マイル=1.37円/マイル
- マイレージ・プラス利用時:20,500円÷5,000マイル=4.1円/マイル
となります。
これではANAマイルは使えませんね…
もっと近い日程で乗継特割とかになると片道40,000円近くもします…いやー、現金で払うのは無理ですわ…
仮に片道40,000円ならユナイテッドの特典航空券は、マイル単価8円にもなります!ユナイテッド航空のお得さが際立ってきますね〜。
また、こんな旅程も表示されたりします。
青森から新千歳を経由して羽田に向かい、羽田で17時間もの乗り継ぎを経て、翌日、福岡に向かうという旅程です。
新千歳乗り換えがギリギリな感じはありますが、これなら東京で1泊するプチ旅行にもなりますね。(まぁ実際は飲むだけなんですが笑)
仙台から名古屋で一泊して福岡へ
私にとって第2の故郷とも言えるのが、仙台。学生時代は6年間お世話になりましたm(_ _)m
福岡と仙台を結ぶ直行便もあるのですが、私にとってそれはあまり面白くありません(苦笑)。
できることなら、乗り継ぎ都市で1泊できるような旅程にして、現地の友人知人に会いたいわけです。(←ただ飲みたいだけ)
仙台ー福岡間だとこのような旅程があったりします。
仙台から名古屋を経由して、翌朝福岡へ向かうという旅程です。
これなら、夕方には名古屋に到着できるので、余裕を持って飲みに行くことができますね(^O^)/
ユナイテッド航空特典航空券の使いどころ
このようにいろいろな旅程を検索していて思ったのですが、特に地方発地方行きの路線だと、ユナイテッド航空特典航空券の威力が存分に発揮されるように思います。
ANAの特典航空券で無理やり取ろうとすると、どうしても区間が多くなって必要マイル数が多くなってしまいます。
ですが、片道最大3区間までを5,000マイル(出発地と最終到着地の距離が800マイル以内の場合)で取れるわけですから、乗り継ぎありきの場所に住んでいたり、あるいはそういう都市に向かう場合には、非常に重宝すると思います。
陸マイラーでもユナイテッド航空の特典航空券について書かれている方はいますが、今ひとつな感じで書かれているのは、ほとんどが首都圏(もしくは大阪圏)在住だからなんでしょうね。
なぜなら住んでいる都市の空港からの路線が充実しているので、利用する場合には目的地との単純往復になってしまうからですね。それでいて予約が搭乗日までに近いと手数料がかかると。
でも私のように地方から地方に行きたい人にとっては、ユナイテッド航空特典航空券でANA国内線を手数料を払ってでも取りたいと思いますね。
マイル単価が悪くANAマイルは使いたくないですし、旅割での乗り継ぎであってもそれなりの運賃になるので、特に地方から地方からへ向かう場合(ちょっとマイナーな前提かも知れませんが)は個人的には利用価値が高いなぁと思います。
まとめ
ユナイテッド航空のマイレージプログラム「マイレージ・プラス」の特長についてまとめてみました。
期限は基本的には18ヶ月ですが、加算や利用があればそこからまた18ヶ月延長されますので、提携クレジットカードの利用や提携パートナーの利用、ポイントの移行によって、実質、無期限で保有することができます。
特典航空券の利用を考えると、日本国内線やオセアニア路線がマイル数が少ないです。
日本国内での特典航空券では、
- 片道5,000マイル(800マイル以下の路線)
- 片道8,000マイル(801マイル以上の路線)
となっており、東京から沖縄路線以外であれば片道5,000マイルで利用できます。
ただ注意点としては、予約が搭乗日まで近いと発券手数料が掛かったり、変更・キャンセルにも手数料がかかりますので、この点には注意が必要です。
また、片道最大3区間(乗り継ぎは基本的に12時間以内)までの旅程を5,000マイルで組めるので、乗り継ぎ時間が長ければ宿泊も可能な旅程を組めますし、特に地方から地方からへ移動したい場合には非常に重宝すると思います。
SFC修行を終えていればANA国内線でもSFCのサービスを受けられますので、ANAマイルだけでなくユナイテッド航空マイルも多少は保有しておくと良いかも知れませんね。
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