2017年にSFC修行を開始し、遅くとも4月中には解脱予定なのですが、すでにSFC解脱後の特典航空券について妄想しています。まだ修行を始めてもいないのに…(苦笑)どこに行こうかいろいろと調べていると、思いのほかマイル単価が高い路線がありましたのでご紹介しておきたいと思います。
SFC解脱後に行こうと思ったトルコ・イスタンブール
なぜトルコに行こうと思っているかと言えば、「クーデター後の今の状況を見てみたい!!!」という理由からです。
※画像出典:bbc.com
・
・・
・・・
というのは嘘でして(スイマセン)、今のところ特段トルコに興味があるわけではなく、実はイスタンブールから各国への中継地点にしようと思っているからなのです。
私の知人でウクライナとかルーマニアなんかに滞在しながらプラプラしている日本人がいるのですが、彼に「こっちに遊びにおいでよ」と誘われていて、「来るならイスタンブールからLCCとかで来るのがお手軽だよ〜」と言われているので、ひとまずイスタンブールに行こうかなというわけです。
その後も、他のヨーロッパの都市に行ってみたいのもあり(実はヨーロッパに行ったことが無い)、特にこれといって目的はないんですけど、イタリアとかスペインとか行ってみたいなぁーと妄想しているんですよね。
ヨーロッパはLCCもかなり多く飛んでいるのでルートには困らないでしょうし、最終的にイスタンブールに戻ってくればOKなので、来年はそういう旅をしようを画策していたりします(実現するかは未定ですが)。
そういうわけで、日本からイスタンブールまでの特典航空券について調べていたのですが、思いのほかマイル単価が高かったので、それについて以下解説してみたいと思います。
イスタンブール往復の特典航空券のマイル単価が高い
日本からイスタンブールまでの必要マイル数
イスタンブールまではANAは直行便を運行していませんので、日本から直行便で行く場合には、ANAも加盟するスターアライアンスメンバーのターキッシュエアラインで行くことになります。ちなみに日本からイスタンブールまでの直行便は、成田空港と関西国際空港との間でターキッシュエアラインにより運行されています。
イスタンブール(トルコ)は、以下の表で示されるように、ゾーン区分としては「欧州(Zone 7)」に該当します。
今回の例では、日本とイスタンブールを往復で搭乗するだけですので、日本発着のゾーン区分としては「Zone 1-A」が適用されます。その場合の必要マイル数は以下の表のように決まっています。
- エコノミークラス:55,000マイル
- ビジネスクラス:90,000マイル
- ファーストクラス:165,000マル
となっています。
マイル単価を計算:特典エコノミーの場合
まずはエコノミークラスで行く場合のマイル単価を計算してみたいと思います。時期としては、2017年6月末から7月中旬でひとまずプランニングしてみました。
現時点では、東京(成田)からイスタンブールまでの直行便に空席があり、予約できるようです。
今度は、同じ日程でターキッシュエアラインのフライトをANAで検索するといくらになるのでしょうか?
なんと「Value」タイプのチケットでは、ターキッシュエアラインの直行便を選択できませんでした。ということで、「Basic Plus」タイプを選択してみます。
こちらでは、往復ともにターキッシュエアラインの便を選択できます。ということで、この金額を元にマイル単価を計算してみます。
特典航空券で予約する場合でも、税金や諸費用がかかりますので、その分は差し引いて純粋なマイル数だけで計算してみると、
(438,580円 – 5,670円)÷55,000マイル=7.87円
となりました。エコノミークラスにしてはけっこう高い数字ではないですか!?
以前、ルフトハンザでドイツに特典航空券で行く際のマイル単価について調べた際には、
- エコノミークラス:4.23円
- ビジネスクラス:7.8円
- ファーストクラス:9.89円
となっていましたので、ビジネスクラスと同程度のマイル単価になっていることがわかります。詳しくはこちらをお読みください。
マイル単価を計算:特典ビジネスの場合
同様の条件で、特典ビジネスでのマイル単価も計算してみます。
こちらも現時点では、東京(成田)からイスタンブールまでの直行便に空席があり、予約できるようです。

それでは、ビジネスの料金をANAサイトで検索したらいくらになるのでしょうか?

「Value Plus」タイプの運賃だと、一方を直行便で選択すると、他方の直行便は選択できませんでした。逆も然り。

仕方ないので、「Flex Plus」にしてみます。今度はどちらも直行便を選択できますね。

この金額を元にマイル単価を計算してみます。
同様に、税金や諸費用などの分は差し引いて純粋なマイル数だけで計算してみると、
(1,004,580円 – 5,670円)÷90,000マイル=11.1円
となりました。ビジネスクラスにしても11円台はかなり高いですよね。ルフトハンザのファーストクラスでのマイル単価(9.89円)を超えてしまいました。
格安航空券サイトで普通に航空券を購入するとしたらマイル単価はいくらになるのか?
上の結果はANAサイト内で予約できる航空券でマイル単価を計算してみた結果で、直行便を予約するにはエコノミークラスでは「Basic Plus」、ビジネスクラスでは「Flex Plus」を選択しなければなりませんでした。
予約変更が手数料なしで出来るなど使い勝手は向上するのでしょうが、それにしても価格がかなり高くなってしまうので、結果的にマイル単価も上昇してしまいました。
ということで、格安航空券サイトで同一スケジュールで、ターキッシュエアラインの直行便を購入しようとした場合のマイル単価についても触れておきたいと思います。
マイル単価を計算:エコノミークラスの場合
格安航空券を探すサイトとして、スカイスキャナーを使用しました。検索はこのようになりました。

現時点では、なんと「100,119円」というお値打ち価格!!この価格は”MyTrip”というサイトでの価格ですが、日本人に馴染みのあるJTBでは「105,670円」で販売されています。
JTBでの価格でマイル単価を計算してみると、
105,670円÷55,000マイル=1.92円
となりました。えーと、全然お得感のある感じではなくなってしまいました…
この金額はPEX運賃(航空会社が定めた正規割引運賃)なのですが、かなり安いですね。エコノミークラスで行くなら、普通に現金で払ったほうがマイル単価的には良さそうです。
マイル単価を結果:ビジネスクラスの場合
今度はビジネスクラスを見てみましょう。

最安価格は「627,994円」でこの価格も”MyTrip”というサイトでの価格ですが、JTBでは「635,670円」で販売されています。
JTBでの価格でマイル単価を計算してみると、
635,670円÷99,000マイル=7.1円
となりました。この価格もPEX運賃なのですが、これくらいのマイル単価であれば、特典ビジネスでの利用も十分ありですね♪
まとめ
SFC解脱後に、獲得したマイルで特典航空券を発券しようと思っていた中で、トルコ・イスタンブール便のマイル単価が思いのほか高かったのでご紹介しました。
マイルは貯めるだけではなく、使ってこそその魅力が最大限に引き出されると思っているので、ただひたすら貯めるだけではなく、このような特典航空券にした場合のマイル単価とか計算してみると、「他の使い道が良さそうだな」とか「この路線めっちゃお得!!」ということも発見できると思います。
そうすることでまたマイルを貯めるモチベーションにもなりますし、いろんなところに旅をすることで人生がどんどん豊かになっていくと思っています。ぜひマイルで人生楽しみましょうー!
コメントを残す