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【eSIM】マレーシア・シンガポール・タイの東南アジア周遊旅行で使えるeSIMを紹介

東南アジア周遊旅行向けeSIM(AlmondSIM) 現地使用レビュー(速度測定結果)

ANAマイルを使った特典航空券で2025年のGW明けにクアラルンプールとバンコクを旅行してきましたが、途中のトランジットも含めてマレーシア・クアラルンプール、シンガポール、タイ・バンコクなど東南アジアの周遊で使えるeSIMを試してみました。

そのeSIMや実際に現地で速度測定してみた結果についても一緒にご紹介します。

本記事では「SIMフリー」端末を前提にしていますので、以下に該当する方が参考になります。

  • Apple Storeなどで売られている「SIMフリー版」iPhone、またはAndroid端末を購入している
  • 大手3キャリアで使っていた端末を「SIMロック解除」している

SIMフリースマホでのインターネット通信環境の選択肢

東南アジアに行くに当たり、インターネット環境をどうするか悩んでいました。

大きくは以下の方法があると思います。

  1. Wi−Fiルーターを日本で事前にレンタルしてもって行く
  2. 現地空港でSIMカードを購入する
  3. ahamoのような海外データ通信が可能なSIMカード/eSIMを契約する
  4. 現地で使えるSIMカード/eSIMを日本で事前に購入する
SIMフリー端末ではない場合

私の場合はSIMフリーのスマートフォン(iPhone)を利用しているのでこのような選択肢になっています。
SIMフリーでない場合は、①のWi−Fiルーターをレンタルするか、キャリアの海外データローミングサービスを利用するかになると思います。

WiFiルーター

まず①のWi−Fiルーターをレンタルする方法ですが、これは結構メジャーな方法かなと思います。

事前にレンタルの手続きをしたり返却したりするのもそれなりに面倒ではありますが、移動中は常にルーターを持ち歩かなければならないことに加え、バッテリーの消費がけっこう早い点もデメリットですよね。

また契約プランによっては、特に安いプランだと1日の通信容量が制限されていたりして、なかなか使い勝手も悪いかなと思います。

調べてみると1日あたり300円程度から借りれるプランもあるようですが、それだと容量が300MB/日に制限されていたりと、ちょっと多めに使ってしまうと、すぐに上限に達してしまうでしょう。

それから②の現地空港でSIMカードを購入する方法ですが、例えばバンコク・スワンナプーム国際空港であれば24時間営業しているとは思いますが(もしかしたら間違っているかもしれません)、各国から到着便が集中することで購入するまでけっこう時間がかかることも可能性としてはあり得ます。

あるいは夜遅い時間だとカウンターが閉まっていることもあるかもしれません。そういった時間を読めない状況はけっこうストレスになるのではないでしょうか。

また③のahamoのように海外データ通信が可能でその通信容量がけっこう大きいようなプランを契約している場合は、それをそのまま海外でも使えば、SIMカードの入れ替えもなく非常に楽だとは思います。

私も以前は海外データ通信が含まれているのが魅力でahamoを契約していましたが、コロナ禍で特に海外で使える状況でもなくなり、私にとって合理的なプランが他社で出てきたのでそちらに乗り換えました。

ということで、私は④の海外現地で使えるeSIMを日本で予め購入して、現地到着してすぐに使えるように準備することにしました。

前回もeSIMを試しましたが、今回は別のeSIMでのデータ通信にチャレンジしてみました。

東南アジア周遊旅行で使える日本で買えるeSIM

東南アジア渡航の前に、現地で使えるeSIMをAmazonで事前購入しました。

10日間有効で(1日のデータ通信量が1GBを超えると128kbpsに制限されるが通信は可能)、通話・着信は不可なタイプです。

追加チャージや別途申込みの必要もなく、データ通信がすぐに使えます。

そして何より嬉しいのが、以下の複数の東南アジア各国で使えること。(販売ページのトップ画像では6カ国で使えるような表記ですが、おそらく5カ国で使用可能)

  • シンガポール
  • マレーシア
  • タイ
  • インドネシア
  • ベトナム

今回のように複数の国に行ったりする周遊旅行では、各国用のSIMカード/eSIMを用意するのは面倒なので、訪れるエリアをカバーしているSIMカード/eSIM1つで間に合ってしまうというのはとても有り難いです!

購入すると、このような日本語の取扱説明書が後日届きました。

AlmondSIM取扱説明書

中には、注意事項や利用開始までの手順などが記載されていて、これに従って進めていけば特に問題なく利用することができました。

AlmondSIM取扱説明書

今回は10日間有効のものを購入しましたが、以下のように有効期間別に複数用意されているので、自分にあったものを選択しやすいです。

  • 1日間高速データ
  • 3日間高速データ
  • 5日間高速データ
  • 7日間高速データ
  • 10日間高速データ
  • 15日間高速データ
  • 20日間高速データ

今回は海外泊が9泊10日の旅程だったので、10日間タイプを購入しました。

eSIMの設定・使い方

eSIMをアマゾンで購入後は、以下の手順で設定を進めます。

  1. eSIM開通手続き
  2. メールでeSIM設定に必要なQRコードと設定手順書を受け取る
  3. QRコードからeSIMをアクティベート

物理SIMカードであればiPhoneなどの端末で抜き差しすれば使えるという便利さがありますが、eSIMは端末に通信設定をインストールするようなイメージなので、事前の準備が多少必要になってきます。

まずは、eSIM開通手続きを行います。アマゾンで購入しただけではアクティベートできませんので、説明に従い開通手続きを行います。

アクセスすると以下のようなページが表示され、アマゾンでの注文番号とメールアドレスを入力します。

Almond eSIM発行手続き Almond eSIM発行手続き

この登録が完了すると以下のような画面が表示され、すぐにQRコードとPDF説明書を取得できます。

Almond eSIM発行手続き

入力したメールアドレス宛に送られてきたメールには、QRコードが表示されていたり、PDFでの説明書も添付されていました。

Almond eSIM発行手続き

PDF説明書には、APN情報などが記載されています。この説明書はけっこう大事ですので、予めダウンロードしておいて、いつでも参照できるように印刷して持参したほうが良いと思います。

AlmondSIM取扱説明書

アクティベートにはネット回線が必要ですので、日本にいる時に予めeSIMのアクティベートまで進めておいたほうが良いです。

アクティベートまで完了したら事前準備はOKです。

あとは使用する現地に到着したらアクティベートした回線を【オン】にし、その回線のデータローミング設定も【オン】にすると、基本的には現地回線に繋がり通信ができるようになります。

送付されてきた日本語での取扱説明書には、iPhoneやAndroid端末での設定の方法が記載されています。

また、接続時の不具合への対処法やサポート先なども記載されていますので、そちらを大事に現地に持っていくと安心だと思います。


東南アジア各国の現地で通信速度を測定した結果

今回の旅行ではトランジットを含めて複数の国を訪れたのですが、それぞれの国で実際に通信速度を測定した結果を報告したいと思います。

マレーシアでの測定結果

最初に訪れたのはマレーシアのクアラルンプール。

AlmondSIM速度測定結果@マレーシア AlmondSIM速度測定結果@マレーシア

ここではダウンロードで100Mbps以上、アップロードでも70Mbps以上出ているので、十分に速い速度が出ていました。

マレーシア(クアラルンプール)では「CELCOM」というキャリアにローミングして5Gで通信しているようでした。

シンガポールでの測定結果

次に訪れたのはシンガポール。トランジットなのでチャンギ国際空港で測定した結果です。

AlmondSIM速度測定結果@シンガポール AlmondSIM速度測定結果@シンガポール

ダウンロードでは465Mbpsと驚異の速度が出ていましたが、アップロードはほぼ動いていませんでした。

この速度測定アプリはけっこうな通信量を消費するし、この日このあと繋がらなくなったこともあり、おそらく通信量による制限がかかってしまったのではないかと思います。。。

シンガポールでは「StarHub」というキャリアにローミングして5Gで通信しているようでした。

タイでの測定結果

最後はタイのバンコク。

AlmondSIM速度測定結果@タイ AlmondSIM速度測定結果@タイ

ダウンロードでは驚きの260Mbpsほどの速度が出ていて、これで困ることはまず無いでしょう。

タイでは「AIS」というキャリアにローミングして5Gで通信しているようでした。

結果まとめ

以上の結果から、今回訪れた3カ国ではダウンロードでは100Mbps以上は出ていて、今回訪れたどの国でも思いのほか速度が出ていました。

ほとんどの方は旅行者で、Youtubeで動画を観たりインスタグラムで写真ばかり見るわけでもなく、実際はメールやLINE、ニュースアプリ、マップくらいの利用パターンが多いとは思いますが、これくらいスピードが出ていればかなり余裕ではないかと思います。

それから、マップはデータ量があるので、ホテルなどWi−Fi経由で今いる場所付近のデータを一度表示させて(読み込ませて)おくと、外でもそのデータを流用して表示するので(そのデータが残っている場合)よりスムーズに表示できるようになります。

国が変わる度に接続している通信キャリア(ネットワーク)も変わって通信できていることがわかるかと思いますが、これを有効にしているのがデータローミングのON設定なので、この設定が抜けている場合にはそのキャリアの電波を掴んでもデータローミングがOFF設定なら通信はできないので、繋がらない場合はここも確認するようにしましょう。

利用時の注意点

実際に利用するにあたり、注意点をまとめておきたいと思います。

容量を使い切っても低速回線での利用は可能

今回購入したeSIMは10日間有効のもので1日あたり1GBの通信量の制限がありますが、仮に使い切ってもそれ以降は128kbpsでの通信速度に制限されるだけで通信自体は可能となっています。

とは言えこの速度ではなかなか厳しいものがあるとは思いますが、、、シンガポールで速度測定した日以外は使い切ることはなく、実際には通信量には余裕がある感じでした。

現地回線と接続してから利用開始

日本でeSIMをアクティベートしたらそこから利用開始と思われるかもしれませんが、現地のローミング回線に接続したタイミングから利用開始となります(これが1日目)。

(そして1日目の24時を回ったら2日目になるようですが、どこのタイムゾーンなのかはちょっと分かりませんでした。。。(香港の通信会社のようなので、香港のタイムゾーンが基準!?))

なので安心して日本にいる時にアクティベートまでしておいて、回線の事前準備を進めることができます。

その他注意事項については、アマゾンページに記載されていますので、そちらを参照ください。

まとめ

東南アジア周遊旅行でのインターネット通信環境を用意するために、日本にいながら事前に購入して現地ですぐに使えるeSIMについて紹介しました。

レンタルWiFiルーターのように貸し借りの手続きもありませんし、比較的安価に用意することができます。

しかも現地で空港などのカウンターに並んでSIMカードを買うよりも、事前にAmazonで購入して日本国内で使えるように準備しておいて、現地到着後すぐに使えるいう手軽さが抜群に素晴らしいです。

現地空港ではその国で使えるSIMカード/eSIMが大半だと思うので、周遊するような旅行では尚更こうしたSIMカード/eSIMを予め用意するのが一番良いのではないかと思います。

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