ANAで必要マイル数が2割引で国際線特典航空券を予約・発券できるキャンペーンが始まります。
対象路線や必要マイル数など詳しくみていきたいと思います。
減額マイルキャンペーンとは?
ANA国際特典航空券を通常より少ないマイル数で利用できるキャンペーンです。(ANAキャンペーンページ)
このキャンペーンはインターネット申込限定です。(電話などによる予約は対象外)
ですので、キャンペーン期間中にANAサイトにログインして、特典航空券予約から申し込む必要があります。
キャンペーン期間
2017年7月19日(水)14:00(日本時間)~2017年9月20日(水)23:59(予約・発券する国の時間)
この期間内に、予約&発券を完了させることでキャンペーンの対象となります。
ただし、予約受付は旅行開始日の4日前(旅行開始日を含まず)まで。
キャンペーン期間内に予約を作成しても期間外に発券した場合は、キャンペーンの適用はされず、コールセンターに電話して通常マイル数で発券することは可能。
搭乗期間
2017年8月22日(火)~2017年10月31日(火)
この期間内に搭乗を完了する旅程であることが条件です。
対象路線と必要マイル数
このキャンペーンは、ANA国際線エコノミークラスのみが対象です。
対象路線とその必要マイル数は以下のようになっています。
通常マイル(往復) | キャンペーン適用(往復) | |
---|---|---|
成田⇔プノンペン | 35,000 | 28,000 |
成田⇔クアラルンプール | 35,000 | 28,000 |
成田⇔ジャカルタ | 35,000 | 28,000 |
成田⇔ムンバイ | 35,000 | 28,000 |
成田⇔上海(浦東) | 20,000 | 16,000 |
羽田⇔上海(浦東) | 20,000 | 16,000 |
成田⇔北京 | 20,000 | 16,000 |
成田⇔厦門 | 20,000 | 16,000 |
成田⇔広州 | 20,000 | 16,000 |
羽田⇔広州 | 20,000 | 16,000 |
成田⇔武漢 | 20,000 | 16,000 |
表を見ていただくとわかりますが、どの路線もキャンペーンで2割引となっていますね。
半額とかならかなりインパクトありますが、それでも少ないマイルで行けるのはありがたいことですね。
またこのキャンペーンは、海外発旅程でも対象になるので、海外在住者の方が一時帰国するといった使い方もできるでしょうね。
ビジネスクラスも同じように減額対象であれば良かったのですが、このキャンペーンはエコノミークラス限定ですが、SFC修行終えている身としては、プレミアムエコノミークラスがある路線では無料アップグレードできたりすると、お得感はさらにあるだろうなと思います。
まぁアップグレードできるかどうかは出発24時間前にならないと分かりませんけどね…
変更・キャンセルの場合
変更する場合は、通常のマイル数との差額を支払うことで可能です。(変更後の搭乗期間がキャンペーン期間内であっても、通常マイル数との差額が必要)
また、キャンセルする場合は、通常の特典航空券のキャンセルと同じように、1名につき3,000マイルの手数料で払い戻し可能です。(全区間が未使用の場合)
例えば、成田⇔クアラルンプールをこのキャンペーンで予約していたけど、変更したい場合には通常マイル数との差額が必要なので7,000マイルの手数料が発生することになります。
それであれば3,000マイル払って一度キャンセルし、再度キャンペーンが適用されるよう新規に取得したほうが良いということになります。
- 変更だけ:キャンペーンマイル28,000マイル + 変更手数料7,000マイル = 合計35,000マイル
- キャンセル+新規予約:キャンセル手数料3,000マイル + キャンペーンマイル28,000マイル = 合計31,000マイル
変更がないようにするのがベストですが、その必要が出てきた場合には、一度キャンセルして新規予約の方法で進めましょう。
行きたい場所が対象路線ではないんだけど…
これは個人的な感想なのですが、上記の対象路線はあまり行ってもなぁと正直思ってしまう路線です。
中国はちょっとアレですし、東南アジアだとクアラルンプールとジャカルタ以外のプノンペンとムンバイは行ったことないですが、特にこれと言って気乗りしない感じ…(だからこそ安い時期にあえて行ってみるというのも一考ではあるけど)
行くとしたらやはりタイ(バンコク)と、シンガポールにちょっと用事があるのでまぁ行ってもいいかなというくらい。
でも残念ながら、これらは対象路線ではありません。まぁ人気なんでしょうね〜。
とは言え、東南アジアはLCCがかなり発達してますし、それとの競争でフルサービスキャリアの運賃もかなり安いことが多いです。
ジャカルタは空港から市街地までの移動が渋滞などで厳しく個人的には迂闊には行きたくない場所ですので、ここはクアラルンプール発着で運賃を調べてみます。
いつものスカイスキャナー で、10月の平日ですが、クアラルンプール国際空港(KUL)発バンコクスワンナプーム空港(BKK)行きの往復で、
このようになっていました(記事執筆時点)。
最安がマレーシア航空で10,770円、タイ航空でも12,770円で出ています。
エアアジアはドンムアン空港発着ですが1万円ほどで出ており、人によってはそちらのほうがいいかも知れません。
同じように、クアラルンプール国際空港(KUL)発シンガポール・チャンギ空港(SIN)行きの往復だと、
こんな価格が出ています。
なんと、往復で4,873円です!運行はスクート(wikipedia解説ページ)というLCCですが、シンガポール航空の子会社です。日本にも就航していますよね。
航空会社別の運賃で見ても、エアアジアやジェットスターもかなり安く出ていますねー。(スクートはタイガーエアとして表示されています)
ちなみに、成田=クアラルンプール路線のスケジュールは、
- 東京(成田)発:17:20―23:35
- 東京(成田)着:07:05―15:05
となっています。
クアラルンプールには夜遅く到着し、クアラルンプールを朝早く出発するという、なかなかの旅行者泣かせのスケジュールです…(^^ゞ
タイに行くにしろシンガポールに行くにしろ、LCCも含めてかなり選択肢は多いので、余裕持ってホテル宿泊を入れてもいいでしょうし、フライト時間まで空港で過ごす強硬策でもいいでしょう。
あるいはこんなトランジット向けのホテルもあります。(ちょっと強気の価格設定ですが・・)
また、地方から東京を経由して行く場合には国内線片道5,000〜5,500円ほど別途かかりますが、これは特典航空券ですので、地方在住者にとっては住んでいる都市から海外の都市までマイルだけ(別途、税金や空港使用料、燃油サーチャージなどは必要)で行けてしまうのは、実はけっこうお得な話ではあります。
そこから乗り継ぐ往復航空券代とほぼ同じ金額ですからね。
私のように行きたい場所がキャンペーン対象路線ではなくても、そこから乗り継いで行きたい場所に行ってみるというのも一案、ということでご紹介しました。
まとめ
必要マイル数が2割引でANA国際線特典航空券を予約・発券できるキャンペーンが始まるので、その内容について詳しく紹介しました。
インターネット限定での申し込みで、搭乗期間が2017年8月22日(火)~2017年10月31日(火)になる旅程が対象です。
東南アジアや中国の都市などが通常マイル数の2割引きで利用することができます。
行きたい場所がこのキャンペーンの対象路線ではなかったとしても、東南アジアであればLCCを含めてかなり充実して安く飛んでいますので、例えばクアラルンプールを起点にして行きたい場所に行ってみるような旅程を組むのもオススメです。
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