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無料になったANA WiFi Serviceを利用してみた|速度測定結果やコンテンツなど紹介します

iPad

2018年4月1日から無料化するANAの機内WiFiサービス「ANA Wi-Fiサービス」。

それに先行して2018年1月10日から、ダイヤモンド、プラチナメンバー限定で先行して無料利用できるようになったので、早速利用してみました。

その利用方法や速度測定などについて紹介したいと思います。


ANA Wi-Fiサービスとは?

ANAは、国内線の機内インターネット接続サービスとして「ANA Wi-Fiサービス」というサービスを提供しています。

コンテンツとしては、無料で提供されているものと有料で提供されているものがあります。

  • 無料コンテンツ
    • ANA SKY LIVE TV
    • ビデオ
    • オーディオ
    • e-books
    • ショッピングサイト「ANA STORE@SKY」
    • その他
  • 有料コンテンツ
    • インターネット接続サービス

無料コンテンツは、ANAアプリでは以下のように赤線で囲ったコンテンツがそれに該当します。

ANA WiFiサービス-無料コンテンツ

このコンテンツに限っては無料で利用することができました。(対象の機材において)

一方の有料コンテンツであるインターネット接続サービスは、スマートフォンやタブレット端末などで、インターネット、Eメール、SNSなどを利用できるサービスです。

これまでは利用時間によって以下のような料金(またはマイル)が掛かっていました。

料金プラン 利用時間 料金 必要マイル数
ANA Wi-Fi 40分プラン 40分 550円 550マイル
ANA Wi-Fi フルフライトプラン 離陸の約5分後から着陸の約5分前まで 1050円 1050マイル

それが2018年4月1日からは、これらが離陸の約5分後から着陸の約5分前まで搭乗者全員が無料で利用できるようになりました。

それに先行してAMC会員のうち、最上位の「ダイヤモンド」と次位の「プラチナ」のメンバーは、2018年1月10日から無料で利用できます!

対象機材

ANA WiFiサービスの対象機材と対象外機材は以下のようになっています。(今後変わる可能性があります)

対象 対象外
B777
B787
B767
B737-800
A321
B737-500
B737-700
ボンバルディアDHC-8-Q400型機
国際線機材

2018年度末までに国内線機材約100機にWi-Fi機器を導入することが予定されており、現在はその約7割で改修を終えているとのこと。

WiFiサービスを利用できるかどうかは、予約(便選択)時にもわかるようになっていて、その見方としては以下のようになっています。

  • 「Wi-Fi:◯」 全機材で利用可
  • 「Wi-Fi:△」 一部機材で利用可
ANA WiFiサービス-対象機材

予定機材の改修がすべて完了していれば「◯」になるでしょうし、一部が未完了であれば「△」表示になっているのでしょうね。

機内WiFiサービスはJALが先行していた

さてこの国内線のWi-Fiサービスは、JALが2014年7月にスタートさせていて、ANAはそれに遅れて2016年1月にようやくスタート。

そしてJALは2017年2月から完全無料化に踏み切っていて、ANAはその1年以上後に完全無料化になったということですね。

機内WiFiサービスはJALが先行して積極的に展開してきましたが、これでようやくANAも追い上げができる体制になりました。

ANA Wi-Fiサービスへの接続方法

それでは、ANA Wi-Fiサービスへの接続方法について説明します。(以下はiOSでの例です)

離陸から約5分経過して「設定」→「Wi-Fi」とメニューを進むと、「ANA-WiFi-Service」というネットワークがありますのでそれを選択します。

ANA WIFi Service-wifi設定

次に、予めインストールしてある「ANA」アプリを起動させ、「もっと見る」→「国内線 機内WiFi」とメニューを進みます。

「ANA」アプリでなくてもブラウザからでも利用できるようですが、コンテンツによってはブラウザからは利用できないようですので、「ANA」アプリからの利用が推奨されています。ですので、搭乗前に予めインストールしておくと良いですね。
ANA WIFi Service-接続方法

すると、接続を案内するボタンがありますので、選択して進みます。

ANA WIFi Service-接続方法

そうすると、以下のような「ANA Wi-Fiサービス」のコンテンツ一覧ページが表示されます。

この時点で「エンターテイメント」などの無料コンテンツは利用することができますが、有料コンテンツであるインターネット接続は「インターネット接続はこちら」ボタンから更に利用登録などが必要になります。

ANA WIFi Service-接続方法

先ほどのボタンを進むと、以下のようなプランを選択できるメニューが表示されます。

既存の有料メニューも残っていますが、ダイヤモンド・プラチナメンバー用の無料メニューは既に表示されていますので、そちらから今回は進みました。

ANA WIFi Service-接続方法

現時点では無料で利用できるメンバーは限られているので、会員のステータスを確認するステップが入っているようです。

ANA WIFi Service-接続方法

無事ステータスを確認できたら、インターネット接続にはユーザー登録が必要なようなので必要事項を入力して登録します(これは初回利用時のみで2回目以降はID/パスワードの確認で利用できます)。

ANA WIFi Service-接続方法

ユーザー登録が完了したら、後は「接続」ボタンをタップして進みます。

ANA WIFi Service-接続方法

自動的に認証を行っているようで、ここは少し時間がかかりましたが何もせず待っていれば完了します。

ANA WIFi Service-接続方法

完了するとそれぞれ以下のようにアイコンが表示されていきますので、進捗状況などわかるかと思います。

ANA WIFi Service-接続方法

最終的にこちらの画面が表示されると、無事インターネット接続が完了となります!

ANA WIFi Service-接続方法

登録メールアドレス宛に利用明細が届いていました。

ANA WIFi Service-利用明細

無料で利用できていることが、この明細からもわかりますね♪

ANA Wi-Fiサービスの速度測定

さて、インターネットに接続できたとのことで、早速スピードテストを行ってみました。

まず1回目の結果がこちら。

ANA WIFi Service-スピードテスト

そして2回目の結果がこちら。

ANA WIFi Service-スピードテスト

今回私が利用したタイミングでは、下りで4Mbps弱、上りで0.8Mbps程度の速度が出ていました。

これは高画質の動画を見るわけではなく、スマートフォン程度の画面で少し圧縮された動画を観る程度には十分な速度と言えます。

ただこのサービスは衛星通信を利用しているため、速度はやはり少し波があるように感じました。


ANA Wi-Fiサービスのコンテンツ

それでは、「ANA Wi-Fiサービス」のコンテンツについていくつか紹介したいと思います。

トップページの上部に、目的地までの時間であったり、出発地・到着地の天気情報がリアルタイムで表示されています。

特に目的地までに時間が正確にわかるのは有難いですね。

ANA WIFi Service-フライト情報

他には、「マップ」というメニューがあり、こちらもリアルタイムで今どこを飛行中か表示できます。

国際線だと画面モニターで見ることができたりしますが、あれって結構動作が重たいんですよね。

でもこれは比較的動作もスムーズで、飛行場所をサクッと確認するには十分なサービスだと思いましたね。

ANA WIFi Service-フライト情報

動画関連のコンテンツも用意されています。

ANA WIFi Service-コンテンツ-ニュース

「日テレNEWS24」というコンテンツを観てみましたが、動画は途中で読み込みなどで止まることもなくスムーズに再生されていました。

ANA WIFi Service-コンテンツ-ニュース

ビデオ系のコンテンツもあります。

ANA WIFi Service-コンテンツ-エンターテイメント

今回は「ネタパレ」という動画を観てみました。こちらも十分な速度で再生されていました。

ANA WIFi Service-コンテンツ-エンターテイメント

ただお笑い番組だと、機内で笑い声を出すわけにもいかないでしょうし我慢してニヤけているのも周りから見たら少し不気味な感じになるかも知れませんね。笑

動画など再生中に機内アナウンスが行われると、コンテンツの提供が一時的に中断されて「アナウンス中」という表示に変わります。

ANA WIFi Service-アナウンス

まとめ

2018年4月1日から完全無料化するANAの機内WiFiサービス「ANA Wi-Fiサービス」ですが、それに先行して2018年1月10日から、ダイヤモンド、プラチナメンバー限定で先行して無料利用できるようになりました。

実際に接続して速度測定をしてみると、下りで約4Mbpsとスマートフォンなどで動画を楽しむには十分な速度が出ていました。

また、提供されているコンテンツとしても、国内線の飛行時間程度であれば映画などは見きれないでしょうから、動画時間的にも十分なコンテンツが用意されているように感じましたね。

機内WiFiサービスはJALが先行して積極的に展開してきましたが、これからANAの追い上げを大いに期待したいと思います。

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