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【2016年最新版】羽田空港〜成田空港間の移動における費用と時間比較まとめ

空港アクセス

来年2017年にSFC修行を開始するにあたりいろいろとフライトを予約していますが、成田空港から羽田空港に移動が必要だったりするのですが、どういう移動手段があって時間と費用はどれくらいかかるのか比較してみました。


羽田空港〜成田空港間の移動手段

羽田空港と成田空港の移動方法には、直通と乗り継ぎ別に、このような手段があります。

直通

  1. リムジンバス(東京空港交通)
  2. エアポート快特〜アクセス特急(京急線・都営浅草線・京成線直通)

乗り継ぎ

  1. 京急×成田エクスプレス
  2. 京急×快速エアポート成田
  3. 東京モノレール×JR山手線×高速バス(東京駅発)
  4. 京急×JR山手線×京成スカイライナー

以下、それぞれの移動手段について詳しくみていきます。

[直通] 最も楽チン!リムジンバス

東京空港交通にて、羽田空港と成田空港を結ぶ直通のリムジンバスを運行しています。

早朝、夜であれば30〜40分間隔、日中では15分前後、最も混雑する時間帯では10分間隔で運行しています。

運賃 大人 片道3,100円(税込)
小人 片道1,550円(税込)
所要時間 約1時間5分~1時間25分

バスのメリットとしては、やはり大きな荷物を持っている場合にトランクに収納してもらえるので、あとは座って目的地に到着するのを待っているだけという点です。

デメリットとしては、バスなのでどうしても渋滞にはまる可能性がある点です。高速道路が混雑する時間帯に乗る場合には、到着時間が読みにくいのが難ですね。

運賃は、他の方法と比較するとやや割高な印象ですが、楽に移動したい場合は最もオススメできる方法ですね。

[直通] 安く乗ったままならエアポート快特〜アクセス特急

エアポート快特〜アクセス特急は、京急×都営浅草線×成田スカイアクセス線(正式名称は京成成田空港線)を「直通」で結ぶ列車です。

羽田空港発はエアポート快特「成田空港行」、成田空港発はアクセス特急「羽田空港行」となります(京急線・都営浅草線内はエアポート快特、京成線内はアクセス特急)。

本数は約40分間隔とあまり多くないので、事前に運行スケジュールは確認しておいたほうがよいでしょう。

直通のリムジンバスよりは遅いですが、渋滞や事故に巻き込まれるといった可能性はほぼないので、予定を組みやすくなる点ではリムジンバスより優れていると言えますね。

運賃 IC利用 片道1,787円(税込)
乗車券 片道1,800円(税込)
所要時間 約1時間40分

[乗り継ぎ] 座席指定でゆったり行くなら京急×成田エクスプレス

成田エクスプレス

画像引用:JR東日本 成田エクスプレス

京急電鉄(羽田空港〜品川駅)とJR特急『成田エクスプレス』(品川駅〜成田空港)を品川駅で乗り継ぐ方法です。

成田エクスプレスでは座席指定ですので、ゆったりと座って移動することができます。

運賃 IC利用 片道3,597円(合計・税込)(京急:407円、成田エクスプレス:3,190円)
乗車券 片道3,600円(合計・税込)(京急:410円、成田エクスプレス:3,190円)
所要時間 約1時間40分〜2時間

運賃としてはちょっと高いなぁという印象ですね。

ですが、N’EX往復きっぷを使えば、片道2,470円(普通車)になり、成田エクスプレス部分で片道720円安くすることが出来ます。

運賃 IC利用 片道2,877円(合計・税込)(京急:407円、成田エクスプレス:2,470円)
乗車券 片道2,880円(合計・税込)(京急:410円、成田エクスプレス:2,470円)

ただこの切符利用における条件はいくつかあって、下記の2点が重要です。

  • 有効期間は14日間
  • 往路の乗車日前日までの発売で、当日購入は不可

14日間有効なので通常は大丈夫だと思うのですが、他方の、往路乗車日の前日までに購入する必要があり当日購入が不可という点には注意が必要ですね。

そしてもう1点、気になる点が。

上で成田エクスプレスは座席指定と書きましたが、前日までに購入しなければならない切符で、往路乗車日はまだ良いとして、復路乗車日の座席指定って事前に確定するのが難しいですよね!?

到着が遅れるかも知れないしどうなるのかわからない状況で確定させるのは、なかなか難しいものがあると思います。

結論としては、N’EX往復きっぷの復路の列車・座席指定は、購入時ではなく、復路乗車直前に可能です。購入時でも指定可能ですが、乗り遅れた場合には別列車で立ち席になるそうです…(涙)

※成田エクスプレスの料金は通常期で計算してます。(閑散期は200円引き、繁忙期は200円加算されます)
※東京モノレール(羽田空港〜浜松町)、JR(浜松町〜東京駅)、JR特急『成田エクスプレス』(東京駅〜成田空港)のパターンもありますが、乗り継ぎ回数も多くなるので、ここでは割愛します。

[乗り継ぎ] 乗り継ぎ1回で安く移動するなら京急×快速エアポート成田

京急電鉄(羽田空港〜品川駅)と、JR快速『エアポート成田』(品川駅〜成田空港)を品川駅で乗り継ぐ方法です。

成田エクスプレスよりは所要時間が長くなりますが、時間に余裕があって少し費用を抑えたい場合には1つの選択肢になるかも知れませんね。

運賃 IC利用 片道1,897円(合計・税込)(京急:407円、エアポート成田:1,490円)
乗車券 片道1,900円(合計・税込)(京急:410円、エアポート成田:1,490円)
所要時間 約2時間〜2時間30分

「エアポート成田」にはグリーン車が連結されており、グリーン車に乗車する場合には、780円(事前購入)、もしくは1,040円(車内購入)で別途購入する必要があります。

[乗り継ぎ] 最安で移動するなら東京モノレール×JR山手線×高速バス(東京駅発)

THEアクセス成田

画像出典:THEアクセス成田

モノレール(羽田空港〜浜松町駅)、JR山手線(浜松町駅〜東京駅)、高速バス(東京駅〜成田空港)を乗り継ぐ方法です。

高速バスは、東京駅から以下の格安高速バスが運行しています。

羽田空港〜成田空港間の移動方法の中で、現時点ではおそらく一番安い方法だと思います。

ただ、乗り継ぎを繰り返す必要があるのと、東京駅ではバス停までの移動が(ちょっと)大変、あとはバスなので時間が読みにくいことがデメリットとしてあげられます。

運賃 IC利用 片道1,537〜1,637円(合計・税込)(東京モノレール:483円、JR:154円、東京シャトル:900円 or THEアクセス成田:1,000円)
乗車券 片道1,550〜1,650円(合計・税込)(東京モノレール:490円、JR:160円、東京シャトル:900円 or THEアクセス成田:1,000円)
所要時間 約2時間15分〜3時間

なお、土曜・日曜・祝日及び特定日なら、羽田空港国際線ビル駅・羽田空港第1ビル駅・羽田空港第2ビル駅からJR山手線内各駅どこで降りても500円で行ける「モノレール&山手線内割引きっぷ」を使えばさらに安くすることもできます。

また、「THEアクセス成田」利用時にJALマイルを貯められるようになりました。(2017.10.2追記)

東京駅と成田空港(第1、2、3ターミナル)を結ぶ路線で、1回乗車(片道)で25マイル付与、1日の上限は50マイルとのこと(マイルの積算は利用の翌月末)。

マイル付与される要件としては、

  • ジェイアールバス関東が運行するバスを利用すること
  • 交通系ICカードで乗車し、乗降口右側に設置してあるJAL専用端末にIC付きJALマイレージバンクカードをタッチすること

となっています。

紙のきっぷや、定期券、小児運賃、および各種割引運賃でご乗車された場合は対象外ですし、係員窓口で精算をした場合は専用端末での対象乗車履歴として判定されない点も注意が必要です。

ジェイアールバス関東が運行するスケジュールはこちら

[乗り継ぎ] バス利用に大崎駅という選択肢!京急×JR山手線×高速バス(大崎駅発)[2016.11.2追記]

成田シャトル

画像引用:トラベル Watch

京急電鉄(羽田空港〜品川駅)とJR山手線(品川駅〜大崎駅)、高速バス(大崎駅〜成田空港)で乗り継ぐ方法です。

2016年10月30日より、成田空港と大崎駅を結ぶ「成田シャトル」の運行が開始されました。1日43便、片道およそ1時間30分で大崎駅と成田空港を結び、片道1,200円(ウェブサイトで事前予約すれば1,000円)で運行します。

6カ月有効で4枚綴り2,000円(片道500円)の「WEB回数券」も販売されたり(数量限定)、各シートに専用の充電用USBポートが備えられて、無料のWi-Fiも利用できるとのこと。

運賃 IC利用 片道1,540〜1,740円(合計・税込)(京急:407円、JR:133円、成田シャトル:1,200円 or 事前予約:1,000円)
乗車券 片道1,550〜1,750円(合計・税込)(京急:410円、JR:140円、成田シャトル:1,200円 or 事前予約:1,000円)
所要時間 約2時間15分〜3時間

費用に関しては、東京シャトルやTHEアクセス成田とほぼ変わりません。電車での移動時間が短くなるので、ゆったり座って移動したい方はこちらが良いかも知れませんね。

[乗り継ぎ] 時速160kmの高速走行を体験したいなら京急×JR山手線×京成スカイライナー

京急電鉄(羽田空港〜品川駅)、JR山手線(品川駅〜日暮里駅)、京成『スカイライナー』(日暮里駅〜成田空港)を乗り継ぐ方法です。

在来線としては最速の時速160kmをスカイライナーで体験したいならこのルートになります。

運賃 IC利用 片道3,066円(合計・税込)(京急:407円、JR:194円、スカイライナー:2,465円)
乗車券 片道3,080円(合計・税込)(京急:410円、JR:200円、スカイライナー:2,470円)
所要時間 約1時間40分〜2時間20分

ちなみに、上野駅でもスカイライナーは発着していますが、JR上野駅と京成上野駅との間はかなり距離があり、上野駅ではなく、日暮里駅で乗り換えすることをオススメします。

まとめ

羽田空港と成田空港間を移動する手段について、時間と費用の面から比較してみました。

タイプ 移動手段 運賃(IC利用) 運賃(乗車券) 所要時間
直通   リムジンバス 片道3,100円 片道3,100円 約1時間5分~1時間25分
エアポート快特〜アクセス特急 片道1,787円 片道1,800円 約1時間40分
乗り継ぎ     京急×成田エクスプレス 片道3,597円 片道3,600円 約1時間40分〜2時間
京急×快速エアポート成田 片道1,897円 片道1,900円 約2時間〜2時間30分
東京モノレール×JR山手線×高速バス(東京駅発) 片道1,537〜1,637円 片道1,550〜1,650円 約2時間15分〜3時間
京急×JR山手線×高速バス(大崎駅発)  片道1,540〜1,740円  片道1,550〜1,750円  約2時間15分〜3時間
京急×JR山手線×京成スカイライナー 片道3,066円 片道3,080円 約1時間40分〜2時間20分

所要時間が短いのはリムジンバスで、しかも直通ですので最も楽な移動手段ですが、若干割高感を感じるところはあります。

最も費用を抑えるには「東京モノレール×JR山手線×高速バス(東京駅発)」ですが、乗り継ぎも多いので疲れてしまうのと、高速バスを利用するのでどうしても時間が読みにくくスケジュールを立てるのがちょっと難しくなってしまうでしょう。

なお、ここで示した所要時間はあくまでも乗り継ぎ等がスムーズにいった場合の概算の所要時間ですので、参考程度にしてほしいのと、実際に移動される際には時間に余裕を持たせたスケジュールを組まれることをオススメします。


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