「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」を使って東北周遊旅をしてきました。
今回は、まず東京駅から青森駅までの移動の様子を紹介します。
「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」とは?
JR東日本全線、その他鉄道路線(7社)の列車を、連続する3日間乗り降り自由で利用できるきっぷです。
鉄道開業150年を記念して、JR東日本オリジナル特別企画乗車券として2023年2月2日(木)から「えきねっと(Web)」限定で発売され、利用は2023年3月2日〜3月15日の間で連続する3日間です(最終出発日は3月13日)。
価格はおとなが22,150円(税込)で、新幹線も含めて普通車自由席であれば乗り降り自由なので、めちゃくちゃお得な料金設定!しかも、4回まで普通車指定席を利用できます(事前予約必要)。
例えば、東京駅から新青森駅まで新幹線に乗車すると普通車指定席が片道17,870円ほどかかるので、往復しただけでも十分にお釣りが来る計算になります。
今回はこのきっぷを使って、東北周遊旅をしてきました。大まかなルートはこんな感じです。
1日目
(熊谷駅→)東京駅→新青森駅→青森駅
(宿泊@青森市内)
2日目
青森駅→秋田駅→仙台駅
(宿泊@仙台市内)
3日目
仙台駅→山形駅→大宮駅(→熊谷駅)
東京駅から新青森駅まで東北新幹線「はやぶさ」に乗車
今住んでいる場所から最寄りのJRの駅が熊谷駅なので、そこから新幹線(自由席)でまずは東京駅へ移動しました。
「熊谷から新青森に行くなら大宮駅で良いのでは?」というごもっともな声がありそうですが、まぁこれは気分でして、やっぱり旅の出発は東京駅だろうというだけです。
それに乗り降り自由なので、料金を気にせず気兼ねなく乗車できるというのも大きいですけどね。
この日はあいにくの天気で、どんよりした雲が広がり、時折強く雨が降るといった天気。。。
12:20発の「はやぶさ23号」で新青森駅まで向かいます。
乗り場に入線してきました。東北新幹線は久しぶりに乗りますが、フォルムやカラーリング、やはりカッコいいですね!
新青森まで3時間9分の乗車です。
平日ではあるのですが、車内はかなり混雑していましたね。東京駅出発の時点でけっこう埋まっていて、上野駅&大宮駅でもさらに乗車してきた感じです。
さて、順調に走りこのあたりは大宮駅。
まぁここから乗っても良かったんですけどね^^;
電車での旅の醍醐味の1つである、駅弁。今回は「こぼれイクラととろサーモンハラス焼き弁当」を買ってみました。
今回利用した記念きっぷは、指定場所で購入すると10%オフという利用特典も付いていて、この弁当は東京駅のエキュートで買ったのですが、1580円が10%オフで1422円で買うことができました。
ハラス自体は少し脂が多かったですが、イクラと一緒に食べるとこれが美味しく、プチプチとした食感も良かったですね〜。
そうこうしているうちに、仙台に到着。
東京駅のエキュートで、弁当だけだと少し足りないかなと思い、小腹が空いた時用に買っていたものがあります。
東京あんぱん豆一豆(まめいちず)というあんぱん専門店の「東京レンガぱん」が美味しそうだったので、こちらを購入(360円)。
生地の中にも小豆が練り込んであるのですが、中を見てみると、赤練り餡と白餡入りのオリジナルクリームの2層構造になっています。
餡子好きな私にとってはたまらない一品です。味はもちろんのこと、ボリュームもあるし、大満足でした!
盛岡駅到着。ここで先頭のこまち号(秋田行)を切り離し、はやぶさ号は新函館北斗駅に向かって進んでいきます。
ようやく本州最北の青森県に入ってきました。八戸駅到着。
八戸を出発しトンネルを抜けて青森市内に入ってくると、所々まだ白く雪が残っていましたね。
間もなく到着ですが、3時間10分ほど座りっぱなし。流石に疲れますね。。。
青森空港は市街地から少し離れていて移動も時間かかりますが(アクセスバスで青森駅まで35分)、ずっと同じ姿勢でいるよりは座ったり歩いたりできる航空路(バス等の移動含む)のほうが健康的かもしれないですね。(足腰が弱くなるとそれでもずっと座っているほうが良いのかもしれないが)
羽田空港-青森空港はJALのみの運行ですが、青森駅を基準に考えると、フライト時間は1時間15分で待ち時間とかも含めるとほぼ変わらない程度か、若干航空路のほうに分がある感じでしょうか。
時間、利便性、料金など様々な理由で選択が別れる、まさに「3時間の壁」を実感しますね。
ミニねぶたが出迎える新青森駅から青森駅へ
新青森駅に到着。
この駅は初めて来たのですが、青森と言えばねぶた祭の山車(だし)がお出迎え。隣には五所川原の立佞武多(たちねぷた)があったり、各地のお祭りが展示してありました。
乗換用改札を通り、青森駅行の普通列車に乗り換えます。
道中、青森らしい自動販売機を発見。4種類のりんごジュースが販売されています。
程なくして、青森駅行きの列車が到着。ここから1駅なので数分で到着します。
東京駅から青森駅に約3時間半かかって到着
青森駅に到着しました。この時はだいたい15:50だったので、東京駅を出発してから約3時間半で到着したことになります。
青森駅構内がきれいに新しく整備されていました。
縄文時代の土器が展示されたりしています。
東京同様、青森も曇りのどんよりした天気ですね。
青森駅の東口に来ました。こちら側に繁華街とかがあります。
この日はこのまま青森で宿泊するので、ホテルに移動します。宿泊レビューはこちらをどうぞ。
まとめ
「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」を使って東北周遊旅をしてきました。今回は、東京駅から青森駅まで移動した様子を紹介しました。
実際は最寄り駅の熊谷駅から新幹線で東京駅まで移動しているので、熊谷駅→東京駅(自由席)が3,250円、東京駅→新青森駅が17,870円で合計21,120円かかることを考えれば、今回のJR東日本パスは非常にお得ということがわかりますね。
それと、新幹線は足元は広いし飛行機ほど窮屈ではないのですが、やはり3時間以上もイスに座っているのは疲れますね。
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