今月10月30日に羽田=クアラルンプール線が新規就航します。既存では成田=クアラルンプール線があり、海外発券でかなり効率的なSFC修行が可能でしたが、今回新規就航する羽田はどうなるのか調べてみましたので、その検証結果についてご紹介します。
2016年10月30日に羽田=クアラルンプール線が新規就航
羽田とクアラルンプールの直行便が新規就航します。運行スケジュールも深夜の時間帯を有効的に使い、かつ羽田発着ですので空港までの移動時間でも大きなメリットがありそうです。
便名 | 出発時刻 | 到着時刻 |
NH885 | 羽田 0:05 | クアラルンプール 6:35 |
NH886 | クアラルンプール 14:15 | 羽田 22:05 |
私は2017年SFC修行用で成田=クアラルンプール線を既に予約しているのですが、通称「成田縛り」と呼ばれるルールが適用されるのか、あるいは運休や運行スケジュールなどが変更になるのか気になる点をまとめていますので、こちらも参考までにお読みください。
海外発券は相変わらず効率的PP単価でSFC修行に使える
ANA海外発券とエアチャイナビジネスクラスの組み合わせで効率的SFC修行
日本発着のANAクアラルンプール線はごく一般的な運賃がかかるのですが、それをクアラルンプール発着にすると驚くほど安い料金で航空券を購入することができます。これに、エアチャイナビジネスクラスの羽田=クアラルンプール線(北京経由)を購入することで、それぞれの片道を組み合わせることで合計2回クアラルンプールに行く旅程を組むことができます。
それで組んだ旅程のPP単価は、ANAをエコノミークラスで発券した場合で6.76円、ビジネスクラスで発券した場合でも8.18円で修行することが可能でした(ANA発券は東京経由の沖縄行きで取得した場合)。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
羽田線が新規就航することによって、どのようにPP単価が変わるのか検証してみたいと思います。
羽田=クアラルンプール線の海外発券:エコノミークラスの場合
それでは、ANA海外発券をエコノミークラス、そして日本では沖縄発着にして発券した場合の全旅程の費用、獲得PP、PP単価、獲得マイル数を計算してみます(10月6日時点で購入できるものから選択)。
こちらも以前の記事と同様に、なるべく有給など使わなくても行けるように、成人の日と春分の日を使って現時点で現実的に可能なルートです。
※クリックで拡大表示できます
176,400円で24,527PPを獲得し、PP単価は7.19円です。
成田=クアラルンプール線を使う場合では、159,000円で23,526PPを獲得、PP単価は6.76円でしたので、若干効率が落ちたことになりますね。
ただ、成田=クアラルンプール線を使う場合では、クアラルンプールでは合計2泊、沖縄では1泊が必要で別途その費用がかかります。しかし羽田線では、最初のクアラルンプールと1月9日に羽田から沖縄に向かう際の宿泊が必要ですが、東京近郊在住であれば一旦自宅に戻ることも可能でしょうが、フライトまでの時間が短いのでファーストキャビンとかのカプセルホテルに泊まったほうが体調的には良さそうですね。
ということで、宿泊費用まで考慮すると、そこまで大差は無い印象です。むしろ、成田までの移動よりも羽田への移動で済むので、そのメリットもそれなりに大きいかも知れません。
羽田=クアラルンプール線の海外発券:ビジネスクラスの場合
こちらもエコノミークラスの時と同じ日で、今度はANA海外発券をビジネスクラスにして発券した場合の全旅程の費用、獲得PP、PP単価、獲得マイル数を計算してみます(10月6日時点で購入できるものから選択)。
フライトスケジュールは全く一緒で、ANAクアラルンプール―羽田間がビジネスクラスになっています。
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275,400円で31,836PPを獲得し、PP単価は8.65円です。
成田=クアラルンプール線を使う場合では、260,500円で同じ獲得PPでPP単価は8.18円でしたので、こちらも若干ではありますがPP効率が落ちていることになります。しかしこちらも、宿泊費用まで考慮すると大差は無いと言える程度の差しかないでしょう。
2回の三連休使うだけで3万PP以上を獲得できるので、なかなか休みが取れない人にはかなりオススメできるプランですね♪
羽田=クアラルンプール線の海外発券:エコノミークラスの場合(沖縄に行かないケース=羽田発着止まり)
今回例にしているのが三連休ということもあり、特に羽田―沖縄間の旅割が割高感があります。ということで、日程は変えずに羽田発着だけで旅程を組んだ場合、PP単価は以下のようになりました。
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116,050円で16,638PPを獲得し、PP単価は6.97円です。
PP単価から見れば6円台と上の例よりも効率的ではありますが、個人的には、三連休ならもう少し時間使ってPPを獲得したいという気持ちになってきます。。(苦笑)
まとめ
2016年10月30日より新規就航する羽田=クアラルンプール線を使って、ANA海外発券+エアチャイナビジネスクラスでのSFC修行のPP効率について検証してみました。
ANAクアラルンプール発羽田行きをエコノミークラス、ビジネスクラスで取った場合でも、今回の日程ではANAクアラルンプール発成田行きのルートより若干PP単価効率が悪くなりましたが、フライトスケジュールによる現地宿泊が1泊(ないし2泊)不要になる点を考慮すれば、ほぼ差のない効率的なSFC修行ルートになっています。
成田に行くよりも羽田に行くほうが便利な方も多いと思うので、この点もメリットになりそうです。
今回の例は2017年1月と3月にある三連休を活用した例ですので、普通の土日に有給を組み合わせてスケジュールを確保できるのであれば、ここで紹介した費用より安くSFC修行に臨めるはずです。ご自分の都合に合わせて、是非、効率的なルートを探してみてください!
また、羽田便と成田便の運賃や運行スケジュールによる使い勝手について、比較検討してみましたのでこちらも参考してみてください。
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