2016年10月30日に羽田=クアラルンプール線が新規就航しました。これまで当サイトでは、羽田線の新規就航に伴って既存の成田線の動向について注目してきましたが、就航後の状況についてまとめておきたいと思います。
既存の成田=クアラルンプール線が存続するのか、スケジュール変更になるのか注視してました
もともとANAでは、クアラルンプールには成田から1日1往復で運行していました。それが羽田空港の国際線枠の拡大に伴い、ANAでは新規に羽田=クアラルンプール線を就航させました。
そこで気になるのが、通称「成田縛り」と呼ばれる行政指導です。成田縛りとは、国土交通省が成田空港に発着枠を持つ航空会社に対して、羽田空港に国際線を新規就航させる場合は成田発着便を残すよう求めている行政指導のことを指します。
ANAには過去にこの成田縛りを破ったことがあるので、このクアラルンプール線においても無視するのかあるいは遵守するのか、来年のSFC修行用に成田=クアラルンプール線を予約している私にとってはとても気になる内容だったのです。
成田縛りを破り成田線を廃止とか運休扱いになってしまえば、当然ながら予約を変更しなければなりません。そうなってしまえば旅程全体への影響が出るので、前後で予定しているフライトはまだ予約していない状態だったんですよね。
成田縛りを遵守するにしても、羽田線との兼ね合いでフライトスケジュールが変更になれば、同様に前後のフライトへの影響が出てしまうので、結局、予約できなかったのです。
そのあたりの詳細についてはこちらの記事にまとめていますので、参考にお読みください。
羽田線の新規就航後、成田線は既存のスケジュールで存続
結果から言えば、現時点では「既存のスケジュール通りで存続」となっています。
成田便のフライトスケジュールがおおかた確定するまでは、
- 成田縛りルール破りで成田発着便がなくなるのか?
- 成田発着便がなくなった場合、既存の予約は取り消しになるのか?羽田発着便に振り替えてくれるのか?
- 成田縛りルール適用で残った場合、運行スケジュールはどうなるのか?
- 運行スケジュールに変更があった場合、変更は無料なのか差額料金がかかるのか?
- 前後の国内区間の扱いはどうなるのか?
といったあたりを気にしていました。
しかしながら私としては、既存の予約フライトを変更する必要もなく、予定していたフライトへの影響も無さそうなので、あとは予定に従って残りのフライト予約を進めていけば良さそうです。
SFC修行としてはANA海外発券クアラルンプール線は羽田便も成田便も有効!
私がクアラルンプール線に注目していたのは、ANA海外発券が格安で特にビジネスクラスが日本発着に比べると非常に割安であったことから、SFC修行にはかなり使えるルートとなっていたからでした。
羽田線が新規就航すると聞いた時、「成田線はどうなるのだろう・・?」と心配しましたが、特に変更はなく既存のスケジュールで存続ということになっています。
新規就航した羽田=クアラルンプール線を使って、ANA海外発券+エアチャイナビジネスクラスでのSFC修行のPP効率について検証してみました。
また、成田線が存続ということは、我々からすれば、羽田でも成田でも使い勝手の良い空港を選べるということでもあります。羽田便と成田便の運賃や運行スケジュールによる使い勝手について、比較検討してみましたのでこちらもSFC修行の旅程作成の参考にしてみてください。
まとめ
2016年10月30日に新規就航した羽田=クアラルンプール線。既存の成田=クアラルンプール線はスケジュール通りで存続することになったようです。
クアラルンプールを発着とするANA海外発券+エアチャイナビジネスクラスの組み合わせは、快適なフライトで大量PPを獲得できるプランとしてSFC修行するにはもってこいの方法となっています。
成田便も存続したことで、羽田便も合わせて使い勝手の良い空港を選ぶことができるようになりましたから、地方在住の方であっても柔軟にフライトスケジュールを組むことが出来ると思いますので、ご都合にあうフライトをぜひ探してみてくださいね!
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