今年ももうあと2ヶ月ちょっとで2017年を迎えます。ということは、、、SFC獲得に向けて新たに修行僧が動き出すことになります(私もその1人)。早い人は予約などもう済ませていると思いますが、PP単価的に効率的な路線はすぐに予約済となってしまい、なかなか自分のスケジュールに合うように予約できなかったりしますよね?
そこで今回は、裏ワザというほどでもなく知っている人は知っている方法なのですが、通常2ヶ月以上先の予約はできないのですが、それを2ヶ月プラス14日先までを予約する方法をご紹介します。
ANA国内線航空券を2ヶ月プラス14日先までを予約する方法
なぜ2ヶ月以上先のフライトが既に予約済なのか?
ご存知の通り、航空券の予約開始は原則として搭乗日から2ヶ月前です。
ANA国内線インターネット予約サービスでも、このように記載されています。
予約は、搭乗日2ヵ月前同一日*の09:30より承ります。
* 2ヵ月前に同一日がない場合は、2ヵ月前末日。閏年は2月29日に4月29日~30日搭乗分を受け付けます。
※ 一部運賃は発売期間が限定されます。
これに則って、搭乗日2ヶ月前同一日の9:30に予約しようと思ってサイトを見ると、なぜか既に売り切れている・・・ということに度々遭遇している人もいると思います。
しかし、なぜ発売日当日に既に売り切れてしまっているのでしょうか?
実はほとんどの場合、皆が一斉に9:30から予約したわけではなく、それよりも前に予約されていて満席となっているのです。
「えー、だって”搭乗日2ヶ月前同一日の9:30より承ります”って書いてあるじゃん!」
と思われるかも知れませんが、実はそのページの下に、このようにも書かれています。
一括ご予約サービスでは、往復または2区間以上のご旅行の場合、第1区間のご予約と同時に発売開始前の第2区間以降のご予約を承ります。
1回のご予約で同時に申し込みできる運賃・旅程についてはこちら
※ 第2区間以降の搭乗日が、第1区間予約取得日の2ヵ月後の同一日(予約取得日が月末の場合は、翌々月の月末)から14日以内の場合に限ります。 ※ 発売開始前の第2区間以降の予約は、第1区間の予約と同時にお申し込みください。 ※ 全旅程の航空券は同時にお買い求めください。 ※ 運賃によっては一部お取り扱いできない場合がございます。 ※ 第2区間以降の運賃の設定が未定の場合は、お取り扱いできないことがございます。 ※ ご希望運賃が設定されていて、その空席がある場合に限ります。
「第1区間予約取得日の2ヵ月後の同一日」と少し分かりにくく書かれていますが、簡単に言えば「今日(検索しているその日)から2ヶ月後」ということです。
通常2ヶ月先まで予約できるので、そのちょうど2ヶ月後の日に出発するフライトを予約したとしても、もしそれ以降の日程をサイト上で予約できないのであれば戻りのフライトを一緒に予約できなくなってしまいますよね?
また2ヶ月後になるまで待って予約するなんてあまりにも面倒だし、万が一狙っていたフライトが満席だったりしたら、既に予約している最初のフライトをキャンセルしなければならなくなるかも知れません。あまりにも顧客不満足ですよね…
ということで、ちょうど2ヶ月後の日に出発するフライトを予約したとしても、そこから戻りの便として14日以内のフライトは表示できるようにしてあげるから、最初のフライトと一緒に予約してね♪、というANAの優しさなのです。
この仕組みを活用して、最大2ヶ月プラス14日先までのフライトを予約することができます。
2ヶ月プラス14日以内のフライトを予約する方法
まず、本当に2ヶ月先までという仕組みなのか調べてみます(10月18日時点でANAサイトを操作しています)。
2ヶ月後ですので、12月18日までは表示できるはずです。プレミアムクラスでの例ですが、以下のようにちゃんと表示されていますね。
それでは、翌日を選択してみたらどうなるのでしょうか?
エラーになってしまいますね。これが通常の2ヶ月先までしか予約できない仕組みです。
それでは、2ヶ月先以降も予約するために、まず「第1区間」を選択しなければなりません。ここではちょうど2ヶ月先にあたる12月18日のプレミアム旅割28のフライトを選択してみます。
第1区間が選択されていることが確認できると思います。この状態で、「便を追加する」ボタンをクリックしてみます。
すると以下の画面が表示されますので、2ヶ月プラス1日目にあたる12月19日を選択して「検索する」ボタンをクリックしてみます。
すると、このように空席状況が表示されました!
そして、2ヶ月プラス14日目にあたる2017年1月1日の空席状況もこのように表示されます。
こうすることで、2ヶ月プラス14日以内の便を空席照会/予約できるようになるのです。
この例では本日からちょうど2ヶ月後にあたる日の便で第1区間を選択しましたが、必ずしもこのようにする必要はありません。もう一度規約を確認してみると、
第2区間以降の搭乗日が、第1区間予約取得日の2ヵ月後の同一日(予約取得日が月末の場合は、翌々月の月末)から14日以内の場合に限ります
とあります。
つまり、あくまで第1区間の予約取得日であって、第1区間の搭乗日ではありませんので、簡単に言えば「第2区間以降は今日から2ヶ月プラス14日以内の便を選択できる」ということです。
[2016.10.30追記] 最安のダミー便を追加する方法
SKYコインで支払う場合、一時的とは言え、なるべく安い第1区間(ダミー便)にしておきたい場面もあると思います。
その際に、最安運賃のダミー便を選択する方法について以下にまとめましたので、参考にされてください。
SFC修行用に2ヶ月プラス14日先の便だけを予約する方法
この方法を利用することで、通常より2週間早く予約できることになるので、人気路線であっても予約が取れる可能性が高くなります。
とは言え、乗りたい便は2ヶ月より先に予約した便であって、第1区間として選択した便は不要ですよね?これも以下の手順で行えば、必要な便だけの予約をすることができます。
- 狙っている便の搭乗日2ヶ月+14日前にその便を含めた予約を行う
-
狙っている便の搭乗日2ヶ月前以降になったら第1区間の予約を払い戻す
[手順1] 狙っている便の搭乗日2ヶ月+14日前にその便を含めた予約を行う
予約を確実にするために2ヶ月+14日先の便を予約しているのであって、それを予約するために選択した最初の第1区間の便は不要となります。
ですので、最初に選択する第1区間はダミーの便ですので何を選択しても良く、狙っている便の往路にあたるような路線である必要もありません(ですので、往路とか復路という言い方ではなく、区間という言い方がされています)。ですがこのダミー便はいずれ払い戻しする便ですので、取消手数料のかからない便を第1区間として選択することが重要です。
「航空券の払戻手数料・取消手数料について」にあるように、2016年10月30日搭乗分より取消手数料の取り扱いが変更となっています。
取消手数料のかからない航空券は以下のタイプになります。
プレミアム運賃・プレミアム身体障がい者割引運賃・プレミアム株主優待割引運賃・片道運賃・往復運賃・ビジネスきっぷ・シャトル往復運賃・身体障がい者運賃・株主優待割引運賃・アイきっぷ・介護割引・ プレミアム小児運賃・プレミアム小児株主優待割引運賃・小児運賃・小児株主優待割引運賃
解約日時 | 取消手数料 |
---|---|
航空券購入後~出発時刻前 | 取消手数料はかかりません |
出発時刻以降 | 運賃の約20%相当額 |
※2016年10月30日購入分より
ただし、「株主優待割引」は他の運賃と組み合わせて予約はできませんので注意が必要です。つまり、「プレミアム株主優待」と「プレミアム旅割28」といったように混在させた予約はできないということですね。
ですので、第1区間のダミー便として選択するべき、取消手数料がかからず購入に特に制限がない運賃例としては、
- プレミアム運賃
- 片道運賃
あたりになるでしょう。
ダミー便を選択すると2ヶ月プラス14日先まで予約できるようになりますので、狙っている便を予約し、一旦全旅程を支払います(支払いがなされないと予約が確定しません)。
[手順2] 狙っている便の搭乗日2ヶ月前以降になったら第1区間の予約を払い戻す
そして、狙っている便の搭乗日2ヶ月前以降になったら、ダミー便の払い戻しを行います。
なぜこういうスケジュールで払い戻しを行うかと言えば、予約した旅程のうち最も遅く出発する便のちょうど2ヶ月前以降にならないと、システム上払い戻し手続きが出来ないからです。
ダミー便の予約の払い戻しとなりますが、適切に航空券タイプを選択していれば取消手数料はかかりませんが、払戻手数料430円はかかりますのでご注意ください。(航空券の払戻手数料・取消手数料について)
以下に、ダミー便の払い戻し手順を示します。
まずは予約確認より先に予約した旅程を選択します。この例では、長崎=壱岐をダミー便として予約した旅程が表示されています。その長崎=壱岐が払い戻し対象のフライトになります。「予約変更」から次に進みます。
次に、旅程の中から払い戻し対象のフライトを削除します。
すると、変更後の旅程全体の内容と、今回取り消しされる旅程が表示されます。内容を確認して「確認画面へ」をクリックします。
そしてもう一度、変更前後の旅程が表示されますので、内容を確認して良ければチェックボックスにチェックを入れ、次に進みます。
最後に、払い戻し内容が表示されますので、その内容を確認します。今回の例では全額をSKYコインで支払ったので、払戻手数料430円が引かれた金額が、SKYコインとして即時払い戻されます。
以上のやり方で、狙っている便だけを予約することが出来るわけです。
2ヶ月プラス14日前のタイミングで往復予約もできちゃいます
1回の予約では、最大4区間まで予約できます。
大人(または満 3歳以上の子供)6名、幼児(満0-2歳)2名まで、最大4区間(クイック予約は最大2区間)予約できます。以下のような場合は、別々にご予約ください。
1)往路と復路で人数が異なる場合
2)搭乗者ごとに利用運賃または支払手段が異なる場合
つまりこれを活用すれば、ダミー便を選択後、2ヶ月プラス14日目において、例えば第2区間として「羽田→沖縄(那覇)」、第3区間として「沖縄(那覇)→羽田」のように予約することも可能ですので、2ヶ月プラス14日前のタイミングで往復予約を完了させることができます。
有効に活用していきたいですね♪
まとめ
通常は2ヶ月先までしか国内線は予約できないのですが、2ヶ月プラス14日先まで予約する方法についてご紹介しました。
特に羽田=沖縄間のプレミアムクラスなんかはSFC修行僧に人気の路線ですのでなかなか予約が取りづらいですが、こういった方法も活用してスケジュールをしっかりと組んで、効率的なSFC修行ルート確保にお役立てください。
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